サヨナラの眼差し8 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

時間は13時をまわっていたので、

満員ってほどではないが

それなりに人がはいっていた。

 

二人席に案内された玲奈に

ジュリナが注文をとりに来る。

 

「何をつくろうか??」

 

「じゃあ、イカモダンでお願いするわ」

 

「はい~~イカモダン入ります。」

 

ジュリナは元気よく厨房に向かって叫んだ。

 

玲奈はジュリナの姿を見て笑みが零れる。

 

「なにがおかしいの??」

 

それにきずいたジュリナが訊いた。

 

「貴方の元気な姿をみると

なんだか安らぐわ!!」

 

「え??それって、私に惚れたってこと!

やった~~~両思いだ~~~」

 

ジュリナは手を上げて喜んだ。

 

「違うわよ!なんでそうなるのよ!」

 

「いいからいいから、じゃあ、作るね!」

 

ジュリナは材料を持ってきて

玲奈の鉄板で手際よくモダン焼きを作る。

 

「へえ~~馴れた手つきね!」

 

玲奈は感心していた。

 

目ための派手さから、仕事なんて

適当にやっているのではと思い込んでいた為に

ジュリナの真剣に取り組んでる姿は

玲奈にとっては新鮮だった.

 

「はい!できたよ!

後は自分でとりながら食べてね!」

 

「ありがと!!」

 

玲奈は箸を手にして、食事を始めた。

 

約30分で全てをたいらげた玲奈に

ジュリナがウーロン茶を持ってきた。

 

「私、あと1時間でバイト終わりなんだけど

これから、遊びにいかない?」

 

「え??」

 

「行こうよ~~~

もっと、玲奈ちゃんを知りたいの!」

 

「・・・・わかったわ、

じゃあ、向かいの喫茶店で

待ってるから。」

 

「やった~~」

 

ジュリナは喜んだ。

 

(たまには、こんな子と

過ごすのもいいかもしれないわね)

 

玲奈はそう思いながら、店をでるのであった。

 

 

 

 

 

       

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