時間は13時をまわっていたので、
満員ってほどではないが
それなりに人がはいっていた。
二人席に案内された玲奈に
ジュリナが注文をとりに来る。
「何をつくろうか??」
「じゃあ、イカモダンでお願いするわ」
「はい~~イカモダン入ります。」
ジュリナは元気よく厨房に向かって叫んだ。
玲奈はジュリナの姿を見て笑みが零れる。
「なにがおかしいの??」
それにきずいたジュリナが訊いた。
「貴方の元気な姿をみると
なんだか安らぐわ!!」
「え??それって、私に惚れたってこと!
やった~~~両思いだ~~~」
ジュリナは手を上げて喜んだ。
「違うわよ!なんでそうなるのよ!」
「いいからいいから、じゃあ、作るね!」
ジュリナは材料を持ってきて
玲奈の鉄板で手際よくモダン焼きを作る。
「へえ~~馴れた手つきね!」
玲奈は感心していた。
目ための派手さから、仕事なんて
適当にやっているのではと思い込んでいた為に
ジュリナの真剣に取り組んでる姿は
玲奈にとっては新鮮だった.
「はい!できたよ!
後は自分でとりながら食べてね!」
「ありがと!!」
玲奈は箸を手にして、食事を始めた。
約30分で全てをたいらげた玲奈に
ジュリナがウーロン茶を持ってきた。
「私、あと1時間でバイト終わりなんだけど
これから、遊びにいかない?」
「え??」
「行こうよ~~~
もっと、玲奈ちゃんを知りたいの!」
「・・・・わかったわ、
じゃあ、向かいの喫茶店で
待ってるから。」
「やった~~」
ジュリナは喜んだ。
(たまには、こんな子と
過ごすのもいいかもしれないわね)
玲奈はそう思いながら、店をでるのであった。
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