サヨナラの眼差し9 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

喫茶店でまつこと30分

ジュリナがあらわれ玲奈は席をたった。

 

二人はショッピング街にでかけ

 

買い物しながらおしゃべりに花をさかせた。

 

そして、イタリアンレストランで食事をして

BARに飲みに行くと時計の針は午前12時

をまわっていた。

 

時計を見た玲奈はジュリナに言う。

 

「もう、こんな時間,そろそろ帰らないと」

 

「え~~~まだいいじゃん!」

 

ジュリナが駄々をこねる。

 

「駄目よ、親が心配するでしょ!」

 

「私は一人暮らしなの・・・

お母さんは離婚してアメリカへ帰ったよ!

父は行方不明。

もう電車ないし、

タクシー代がもったいないから

ここで時間つぶすよ。」

 

ジュリナは途端に寂しい表情に変化する。

 

「そう・・・

私のマンションはここから

歩いて20分ぐらいなの。

よかったら家に泊まる??」

 

玲奈は何故かジュリナを

放っておくことができなかった。

 

「え??いいの?」

 

ジュリナに笑顔が戻った。

 

「ええ、狭いとこだけど・・」

 

玲奈も笑顔で返した。

 

店をでると、玲奈の右横をジュリナが

歩き、知らず知らず、ジュリナは

玲奈と腕を組んで歩いていた。

 

幸福感に満ち溢れる玲奈であった。

 

(・・・まさか、私がジュリナを好きになったの)

 

玲奈は自分の感情に戸惑いを見せていた。

 

 

 

 

 

 

       

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