喫茶店でまつこと30分
ジュリナがあらわれ玲奈は席をたった。
二人はショッピング街にでかけ
買い物しながらおしゃべりに花をさかせた。
そして、イタリアンレストランで食事をして
BARに飲みに行くと時計の針は午前12時
をまわっていた。
時計を見た玲奈はジュリナに言う。
「もう、こんな時間,そろそろ帰らないと」
「え~~~まだいいじゃん!」
ジュリナが駄々をこねる。
「駄目よ、親が心配するでしょ!」
「私は一人暮らしなの・・・
お母さんは離婚してアメリカへ帰ったよ!
父は行方不明。
もう電車ないし、
タクシー代がもったいないから
ここで時間つぶすよ。」
ジュリナは途端に寂しい表情に変化する。
「そう・・・
私のマンションはここから
歩いて20分ぐらいなの。
よかったら家に泊まる??」
玲奈は何故かジュリナを
放っておくことができなかった。
「え??いいの?」
ジュリナに笑顔が戻った。
「ええ、狭いとこだけど・・」
玲奈も笑顔で返した。
店をでると、玲奈の右横をジュリナが
歩き、知らず知らず、ジュリナは
玲奈と腕を組んで歩いていた。
幸福感に満ち溢れる玲奈であった。
(・・・まさか、私がジュリナを好きになったの)
玲奈は自分の感情に戸惑いを見せていた。
じゅりれな小説
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