こんにちは。オーラッシュベイサイド大阪の神山です。
激寒の後は春の日差し。。と思いきや今週は真冬の様ですね。。
そんな中車両ヤードも兼ねているベイサイドに入庫したこちらの車両
アウディ R8GT
世界限定333台、国内5台の限定車両
エンジンはV10、5300ccで500馬力以上。車体は軽量化も施されています
今回のご紹介は
同じくアウディのTT(※写真はイメージ取り忘れです。。。)
こちらは8N型と言われる初代TT、ATの作動不良でご入庫です
エンジンは1.8Lのターボエンジン。ATを降ろしにかかります
作業を行いつつATFを排出
ドレンプラグを緩めてもフルードは少ししか出てきません
実はドレン部に油量基準の筒が設定されています
これを抜くことでATFが排出されます
下から見る感じだとメンバー類も極端に邪魔になることは無さそうですね
ハーネス類を外し、ドラシャを外し。。。
ドラシャ付近のサービスプラグを外してトルコン固定ナットを外します
そしてエンジンルームからエアクリーナーを外してAT周りにアクセス
バックアップを取りつつバッテリー、ケースを取外し
今回一番ややこしかったのが
サーモケース下、奥に締まっているハウジング固定ボルト
結構奥まった位置にあり一筋縄ではいきませんでした。工具を組合わせどうにかアクセス
準備は整いました。ミッションジャッキでATを受け、マウントを切り離し
パワステラインをかわしつつATをおろします
メンバーを逃がして、エンジンから外して。。
降りました
今回は中古ATに交換
なので、エンジン周りを清掃し組戻しにかかります
フライホイールとトルコンの位置を合わせ、AT位置を調整しつつ合体
フランジボルトが2本以上締り、ミッションマウントが仮締め出来れば一区切り
順調に下回りを組付けていきます
ドラシャ外しの絡みで切離したロアアーム
長穴になっていますが、元の場所と同じ位置に組付けます。
位置がずれるとアライメントに狂いが生じタイヤの偏磨耗などトラブルにつながることもあります
一通り組上げたら
サービスプラグよりATFを補充
そしてエンジンを回しつつ量調整
テスターでATF温度をモニターしながら規定温度でドレンプラグを締込みます。
後はロードテストで異常が無ければ完了です
愛着のある車でも長年乗っていると色々トラブルが出てきます
新品部品、中古やリビルト。
うまく使分けることでコストを抑え快適なカーライフを送ることが出来ますよ
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O-RUSH ベイサイド大阪
神山 聖
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