アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

私がこれまでにやったアルバイト。ADHDに向いているバイトが一つだけある。それは…

数日前に、「コンビニのバイトすらできないADHD」みたいなツイートを見かけて、「いやいやいや、コンビニのバイトって、自分にとってはめっちゃハードル高いで?」って思ったので、これまでにやったアルバイトを思い出してみました。ちなみに、バイト時代はまだADHD無自覚だったので、自分の得意不得意なんて微塵も意識しないでバイト先選んでました。

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①郵便局で年賀状仕分けの短期アルバイト

 

やり始めて二日目くらいまでは、楽しい!と思いました。郵便番号で仕分けしてったり、番号が同じ町内をさらに細かく分けていったり。だが、無音で暖かい室内なので、眠くなる!そして単調なので飽きる!ぼんやりしてると、地味にミスしてベテランのおばちゃんに怒られるし…。最初から2週間ちょっとの契約だったので、そのまま終了です。(高校生の時)

 

②和菓子製造工場で、おはぎをパックに詰める仕事。

 

 

 

工場内で、ベルトコンベアーで流れてくるおはぎを、パックに6個ずつ詰めていく仕事です。簡単だと思うでしょ?これが、見事に下手だった(笑)思っていたより、流れが速くて、詰めるのが追いつかない。慌てれば慌てるほど、失敗し、しまいにゃ、手を滑らせて飛んでいったおはぎが、床に落下。あのおはぎには本当に申し訳ないことをしたと今も思っています。単調作業だけど、流れてくる!間に合わない!というスリルがあるので眠くはならず。ただ、失敗ばかりで、ベテランさんとおはぎに申し訳ないので、一ヶ月くらいでやめました。(高校生の時)

 

③ホームセンターでレジ補助(商品を袋に詰める仕事)&商品陳列

 

レジで、精算した商品をどんどん袋に詰めていくお仕事です。これも、基本的にスピードが遅いのと、不器用なので、お客さんに怒鳴られていた思い出が…。空間の認知力が弱いので、このサイズの袋に入るだろうと思って詰め出したものの、入りきらなくてやり直しすることが多く、それがまたお客さんをイライラさせておりました。入れ忘れや、詰めてる最中に商品を傷つけてしまうことも(焦ってギュウギュウ詰めるからね)あり、しばらくして、レジ補助を外され、商品陳列の係りに。これは、単純作業だけど、体動かせるので、自分自身は楽しんでやれていたんですが、いかんせん遅いのと、お客さんに他の商品の場所を聞かれたときに、陳列してた商品を、通路のど真ん中に放置して場を離れたことを怒られてしまいました。あとは、遅刻も多く、だんだん行くのが面倒になってきたので、2ヶ月でやめました。(高校生の時)

 

④ファミレスのホール係

 

某チェーン店のファミレスでホール係。これは、一番長く続いたバイトです。1年半くらい?比較的暇なことが多い店舗だったのが良かったのかも。たまに混むとパニックになって、ミス連発してましたが。自分でも意外だったのが、接客が楽しいと思えたことです。お客さんと笑顔で言葉を交わして、「ありがとう」と言ってもらえるのが単純に嬉しくて、続けられました。ただ、皿割る回数はバイト仲間でダントツで多かったなぁ。店長に、「お前の時給より高いんだぞ!?」と怒られました。あとは、遅刻が多く、よく怒られてました。オーダーのミスも多かったか。レジの打ち間違いや、つり銭のミスもよくあったなぁ。楽しかったし、人から褒められたのは、デザートの盛り付けがうまかったこと!バイト先は、喫茶メニューはホール担当が作るのですが、パフェの盛り付けが店内で一番上手でした。遅いんだけどね。(大学生の頃)

 

⑤デパートの催事場でバレンタインのチョコレート売り

 

暇で辛かった。ずっと立ちっぱなしで、基本的には同じ売り文句を繰り返すだけ。刺激が少なくて、時間が経つのが長いのなんの。なんとか、2週間ちょっと耐えましたが、簡単だけどつまんないと思う仕事でした。(大学生の頃)

 

⑥スーパーで試食販売

 

派遣会社に登録して、新商品の試食販売をするお仕事です。これも、時間が経つのが遅くて辛かった。救いだったのは日給がそこそこ良かったことかなぁ。でも、毎回違う店舗に派遣されるんですよね。初めて行く店に、恐る恐る入っていって、声かけて担当者の人を探して、売り場を自分で設営して…これが不安で不安で、仕方なかったです。あと、派遣バイトって、この日に働けます、というのを自分で登録しなきゃいけないんですが、この頃から先延ばし癖が酷く、登録をなかなかしない(笑)当然、お金も稼げなく。自分にとっては、強制的に仕事が入るほうが良かったようです。(大学生の頃)

 

⑦自宅待機

 

これまでで一番楽だったバイト。それは、自宅待機!なにをするかと言うと、派遣バイトで、急病などで出勤ができなくなった人に代わるために、自宅で、備えて待つ。ただ、それだけでお金が入る、ぐうたらには夢のような仕事!開始時間に会社にスタンバイOKの電話入れて(実際にはこの時点でまだベッドの中だったりする)、その後は家でダラダラ過ごし、2時間後には待機終了。その2時間にお金が発生する夢のようなバイトです。当然、1日2時間程度じゃ大した金にはならんのですけどね。私がやった数回は、ラッキーなことに出動なしでしたので、働かずに僅かな金ゲット〜でした。ただ、「自宅待機」ばかり希望すると、働く気のない奴とみなされるからね。(大学生の頃)

 

⑧名刺整理

 

大学のゼミの教授に雇われて、名刺をひたすら、打ち込んでデータ化するお仕事です。これが一番適性なかったです。まあ、寝るわ寝るわ…。たぶん、打ち間違いたくさんあったと思います。ごめんね、先生。今の会社のデスクワークが苦手なのと同じですね。静かな環境で刺激がない単調な作業だと、眠ってしまいます。一応、時間はかかったものの、全部やりきって終了しました。(大学生の頃)

 

というのが、今までに体験したアルバイトでした。まあ、中には、「失敗」って言っても、誰だって最初はそうだよ、みたいなのも、含まれてるので、一概にADHD特性のせいとは言えないですけどね。自分にとっては、刺激が少ない単調な仕事は向いていないのは確かなようです。ADHDに接客は向かないという人もいるけど、自分の場合は、目の前の人に喜んでもらえるという、解りやすい報酬はわりと合っているんじゃないかなぁと思いました。歩き回れるというのも居眠り防止にいいですよね。いずれにせよ、アルバイトは、大きな責任や目標がなかったので、気楽でした。うまくいかない→けど辞められない→生活崩壊という、スパイラルに陥ったのは、就職してからですね。ということで、ADHDに向いてるバイトは自宅待機という結論で!