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日大と関学のアメフトの違反行為のことが連日報道されています。
会見をした日大の選手は、うちの子供たちと年齢も近く、アメフトは我が家にとってご縁のあるスポーツということもあり、今回の出来事は人事には思えませんでした
主人は大学でアメフトをやり、社会人のチームにも属していました。
今、野球をしている次男は、高校一年生の時、関学アメフト部出身の担任の先生に熱心に勧誘していただき、野球部に入らずになぜかアメフト部に入り、
しかもQB(クオーターバック)のポジション。
野球が恋しすぎて無理を言って、2ヶ月ほどで野球部に入らせてもらいましたが・・・・
ご迷惑をかけたアメフト部の方々にはいまだに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
話をもどしますが・・・
昨日の会見を少しテレビで見ましたが、タックルして怪我を負わせた日大選手、関学QBの選手、どちらも被害者なのだと痛感しました
身体的にダメージを受けてしまった関学の選手と精神的にダメージを受けた日大の選手。
どちらも苦しい思いをしていると思いますが、私には、日大の選手が今回の1番の被害者のように思います。
彼が私の息子のような年齢であることもあり、彼のご両親の気持ちが自分に被ってしまうのです。
日本代表に選ばれていたにも関わらず、辞退を強要されるという状況の中、この反則を犯せば試合に出すと言われ、
しかも、日大アメフト部の監督・コーチと選手の上下関係はかなり厳しくもあり、古くもある在り方。
「NO」は一切通じない威圧感の中での、いわば「命令」だったようです。
私は昨日、息子たちに聞きました。
「同じ状況だったらどうしてた?」
彼らは、
「やるわけないやん」
とは言いませんでした。
みんな、
「わからん」
です
日本のスポーツ界の厳しすぎる上下関係を知っているうちの男子たちは、この状況がよくわかるようで、
「犯罪」でしかない今回のこの反則を、
「自分たちも追い詰められてしまうとやらざるを得ないかもしれない」と思っているわけです
小さなことですが、
うちの次男が所属する野球チームの監督にも、誰も「NO」は言えないという環境。
この監督は、今回の事件を起こすような人では全くありませんが、
チームの中で彼の言うことはやはり「絶対」だそうです。
三男のクラブも、厳しいのか監督やコーチのワガママなのかよくわからない時が
日本のスポーツ界は、大なり小なりこんな感じ。
日大の選手は、追い詰められた状況で「犯罪」に繋がる反則を犯しました。
あとから泣いていたという映像を見て、もう私がたまりませんでした
泣いていた映像を見たあとに違反タックルシーンを見ると、それも切ない。
まるで彼の親のように、
「追い詰められてここまでさせられてかわいそうに...」
と、涙が出てくるのです
中学からアメフトをやり、日大アメフトのレギュラー、日本代表。
この先はきっとアメフト社会人チームを持つ超一流企業に就職。
約束されていたようなこの図式があの数秒の出来事ですべてゼロになったのです。
彼はストイックに追いかけてきたアメフト人生から外れて、これからどうするのだろう
と思い、泣けてきてしまうのです
しかし、
もっと大きな視点で見ると、彼もご両親も、これを通して成長することを選んできたのですね。
かわいそうだと思う私は、そのことをリスペクトしていないのだと気づきました。
「かわいそう」ではなく、
立派な記者会見をし、これを乗り越えようとしている彼の今後の幸せを応援し祈ることが、彼のためですね。
宮川君、応援してるよ
キミの記者会見最高だったよ
大丈夫、大丈夫。
すべては大丈夫になっていくのです
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