しかし重湯って…食事が解禁になって 1日ごとに“重い”“固い”献立になっていくんだけど…。 生まれて初めて 重湯を“食べた”。 これが食べ物って言うより まるで“飲み物”。 お米は一切原型をとどめていなし、 病院食だけあって塩気もないし。 で、次は一分粥。 そして三分、五分と固形分が増えていき 最後にやっと普通の食事になって それを無事通過すると退院って段取りらしい。 逆に点滴は徐々に減って もうすぐ針だの管だのとはおさらばだ。 長の入院もあと少しだ。