長い間土に潜っていた
シャイで繊細な愛の種たちが、

土の上に芽を出し始めた。

 

 

まわりの種たちが
芽を出す音を聞いて、
私も外に出てみようって、

 

そう思えたみたいに。

 

 

土の中はふかふかで、
栄養も水もあって、
しかもとっても安全。

 

 

だけど本当はもっとずっと前から
外に出たくてしかたなかった。

 

 

だけどとっても恐くって
やめろやめろと云うしかなかった。

 

 

踏まれてしまうかも、
雨や風にやられてしまうかも、
食べられてしまうかも。

 

 

だからこっちの方がいいよ、
と自分を説得し続けて、

それに自分は種だから、
花を咲かせることを夢見るなんて、

正気の沙汰じゃないと。

 

 

とっくに春が来て、
夏も来て、冬が過ぎて、
を何度繰り返したことだろう。

 

 

そしてやっとあなたは決めた。

 

 

外に出よう、
芽をだそう、と。

 

 

夢に見た花である自分の姿を、
信じよう、と。

 

 

少しづつ、少しづつ、
顔を出している。

 

 

それは人の心のやさしさという
光を浴びて、

大きく延びて行くことだろう。

 

 

あなたならではの、
誰も見たことのなかった、
愛の花を咲かせることだろう。

 

 

 

 

写真は、カリフォルニアにある
エサレン研究所で撮ったもの。

2009年。

 

 

2015年4月21日Facebook投稿より

 

 

 

 

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