子供の頃の夏休みは毎年母方の里、土佐へ里帰りして過ごしていました。
前が海で、裏が山に囲まれた緑豊かな場所で、海水浴や虫取りなど自由に遊ぶことが出来ました。
ある日、裏山のちょっとくぼんだところをのぞきこむと、洞窟が。。
おばあちゃんにその洞窟について聞いてみると、戦争の時に使ってたという話を聞きました。
中はどんなだろうとすごく興味がわき、友達と懐中電灯を持って中へ入ってみると、、、
上にはコウモリとゲジゲジの大群がいて、恐怖のあまり、その洞窟から転げながら飛び出た思い出があります。
防空壕というと何か戦争の遺産のようで恐い感じがしますが、、、でも、
もし日本にミサイルが落ちてきたら、ああいう洞窟へ逃げ込むと被害はだいぶ少なく済むだろうなと思ったりしています。
戦争が終わって70年以上経ち、戦争て何?といった人が大半だと思います。
街中にはシェルターもない。
ガスマスクもない。
避難訓練もやっているところは一部しかありません。
あまりにも無防備な状態が今の日本です。
今の周辺国の状況を見ると、何がいつ始まってもおかしくないです。
少なくとも自身の身を守る方法を考えておくことは大切だと思います。