残念過ぎる仲介。。1 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

残念過ぎる仲介。。1

今週もはじまりましたー!

ってあと5回書いたら今年も終わりですよ。

 

さて、「クソ物件オブザイヤー」で盛り上がる時期でもありますが、クソ仲介もいっぱいいます。

 

先日、こんなクソ仲介がいました。

ずっと一緒に物件探しをしていたお客様が弊社ではなく他決で物件を取得されまして。まあ、これは残念無念ですがよい物件をご紹介できなかったワタクシの力不足なのでそれはしょーがない。

んが、そのお客様から電話があり「どうも容積率オーバーみたいで融資審査が引っかかっている。どーにかならないか」と相談がありました。

 

内心、(そんなことは仲介が設計事務所に依頼してでもなんとかしてやれよ)と思わないでもなかったのですが、そこはお人よしが人のカタチをして歩いていると言われるワタクシ、急遽現地へ飛び、1000m2超の大型物件を採寸し、24時間で詳細図面を5フロアぶん描き起こし、消防関係のチェックと容積率緩和の計算書を書いてワタクシの一級建築士の署名と押印をして金融機関へ渡しました。

 

結果、見事に保証協会をクリアして億単位の融資内諾が取れたわけです(あれ、これギャラの話してねーぞw)。

 

で、融資が固まり、契約へと進むわけですが、ここでまたワタクシに電話が。。。

「重説と契約書の草案が送られてきたのだけれど、どうも仲介が信用できないので内容のチェックをしてもらえないか」とのこと。

これってもうワタクシも仲介手数料もらってよくね?ってかんじですが、そこはお人よしが人のカタチを。。(以下省略)

 

内容を読んでみるとなかなか残念なかんじ。

重説も契約書も大事なのは特約事項です。ここにいかに責任回避のための言訳をこれでもかと並べ立てて買主に伝えておくべき重要なことを盛り込めるかが勝負です。

 

誤字脱字は多いし、内容もうっすい、いわゆるザンネンなかんじなのですが、一番気になったのは「外壁からの漏水がみられます」との文言。

 

売主は宅建業者。当然、有無を言わさず2年間の瑕疵担保がつきますが、ご存知の通りあらかじめ開示しておいたものは瑕疵にはなりません。買主承知の上で買い受けたということになりますから。

 

しかし、1000m2超の大型物件で「外壁からの漏水が見られます」で免責されてはかないません。引き渡し後、どこからの漏水であろうとその文言を盾に「開示してあるから瑕疵ではない」と言われかねません。

 

客付仲介は買主の利益のために戦うからこそ大きな仲介手数料を頂けると思ってます(だって億単位の案件ですぜ)ので、こういうナメた契約書をそのまま買主に渡すヤツって怒りを覚えます。

 

というわけで、またしても現地に急行し、今度は仲介も呼びつけて現地確認となりました。

 

続く~。

 

 

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