こんばんわ。Ikubeeの川瀬です。
みなさんの記憶に新しいかと思いますが
6月18日に大阪北部にて最大震度6弱の地震が発生しました。
あれから一週間経ちました。この一週間、不安と、考えさせられることが多々あり、長い長い一週間となりました。

大阪北部に住んでる私は、大きな揺れを感じた朝8時は家におり、ガスをつけていた時でした。
突然下から突き上げるような「ドン!」と言う音と大きな揺れが起こりました。
阪神大震災の時のように揺れの時間は短かかったです。
急いでガスの火を消し、猫のかんくんのいる場所に移動。
テレビでは緊急速報に画面が変わり、遅れて携帯が大きな音で鳴り出しました。
家族に電話も繋がらないぐらい回線がパンクし、ニュースでは地面に穴が開いたり、JR高槻駅は天井から水漏れしたり、火事になったりとパニックに。
でもこのパニック映像がほんの数キロ離れた場所で起こっていることにゾッとしました。

その後もグラグラと余震が続き、どうやら18日だけで18回余震が続いたようです。。
暫くして、外の様子を見に出てみると、とても静かで、犬の散歩をしている姿も…。。
テレビの映像とは全く違う雰囲気に呆気にとられ、キョトンと。
壁が落ちてることもなく、火事も近くでは発生してることもなくとても平和で。。
「あれれれ?」

その日は仕事だったので、バイクで行ける距離にある会社まで様子を見に職場へ行きました。
バイクでの道中、駅に近づくにつれ瓦礫を掃除している住民の姿を見るようになりました。

会社も無事、みんな無事。
電車組は案の上止まっているのでそのまま待機。
でもヘリが沢山飛んでいる。
どうやら被害が大きい場所は高槻南部の方。
そしたら、高槻南部で壁で潰され9歳の女の子の死亡が…。。

水も何も備蓄していなかったので急いでホームセンターへ。
併設しているスーパーは臨時休業。
そのため皆さんホームセンターに殺到。
12時に行った時点で水、カップ麺、缶詰など全て売り切れ。
何故かお茶は残っていました。
カップ麺も、緊急時ですが人気のない商品は最後まで残ったままなんだなーと実感。激辛とかね。

何買ったらいいのかもよく分からず、(欲しいもの売り切れ)とりあえずお菓子とかゼリーとか…チョコとか。。何故か塩飴も。
見た事の無いレジの長蛇の列。
急いで家に帰って、家の中をもう一度確認。
2階は棚など倒れることなく、小さいものがポロポロ落ちてきたぐらいで、1階はたてかけてたタタミ(横向き)がバーンと倒れていました。ガラスとか割れてはいませんでした。

仕事に出てたOSMさんが電車が動かなくなったので阪急茨木から歩いて帰るとのことで車で迎えに。
でも171号線は大混雑。途中まで歩いてきてもらい、国道を避けた道で合流。
帰宅したのが14時ぐらいかな?朝からほとんど食べていないから食べなきゃと思ってもお腹が全然すかない。
で、ふと気付いた。ガスはつく?水は?電気はテレビがついてるから通ってるね〜!
うん。ガスはつきました。水も。
ガスは地域によって暫く止まりました。復旧に一週間程かかったそうです。 
この時知らなかったのですが、水に「濁り水」があったみたいで(全然市のHP確認してなかった…)普通に使ってた…あ、腹痛とかなかったですよ。

そしたら16時半ぐらい?また揺れた。震度3かな。
「あ…きちゃった…」って感じでした。。やっぱり何度揺れても慣れない。
義実家の様子も気になっていたので夜出発しました。
この時も知りませんでしたが、断水というか節水が始まっていました。
義実家で物を片付けたりして身体を動かしたけどやっぱり全然お腹が空かない。
そのまま23時ごろに帰宅。節水のことを何も知らずトイレに入るけど流れる。でも水道の蛇口をひねるとチョロチョロ。(ここで初めて節水の状況に気付く…)
えー、お風呂はいれん〜…とりあえずチョロチョロは出るから身体をふく。。

しばらくしたらまた地震。今度は震度4。時刻は0時30分。
これから寝ようと思った矢先の揺れ。
ここからずっと寝れなくなりました。夜中に何度も揺れてる感じがあり(地震記録になぜか載ってない)でも、朝方の5時前にきた。
確か震度3。
つぎ、7時前にも、8時前にも。8時前って、ちょうど24時間前に震度6来た時間帯やん。。何の因果ぢゃ。
余震の回数が増えていきついに「本震か」と、色んなお別れをせねばならんのかと思っちゃいました。(大袈裟?)
でも東北も熊本も48時間以内に本震がきています。
18日から余震の数は多いし、いつ本震がきてもおかしくないって思いました。
でも今更家を守る方法なんて物の落下を防ぐぐらいしかできないし、家の補強なんてできないし、備蓄揃えるいうても水も売ってないし。何もできない。なんて無知で無力。
そんな中、猫のかんくんと一緒に逃げれる方法を色々と考えたり。バックパックに荷物詰め込んで逃げる準備して。ってかそれしかできない。
不安になりつつ仕事へ。仕事行きたくなかったけど行った方が周りの状況も見れたし逆によかったかもです。

SNSもよくも悪くもだなって思いました。一番多かったのは「煽る情報」でした。
一番多かったのは「地震雲」です。
科学的根拠のない雲なのに、 
素人がわかったかのように地震を予測。いいように考えると「備えろ」ということだけど、この短時間でどないすんねん。逆に不安しかない。
でも「雨の日は地震が起こりづらい」ということを聞き、色々と検索しました。
ほんとかどうかなわかりませんが、気になって過去の気象データを調べたら、阪神大震災も、新潟中越も、東北も、熊本も、連日雨は降っていませんでした。(降ってたという人もいますが)
ほんとかどうかわかりません。科学的に証明されていませんが、昔から言われていることだそうです。
丁度、19日は雨が21時頃から降りだしました。とても強い雨。
周りは土砂や、地震後の地盤が緩んで警戒が必要とニュースでありましたが、私は「これで本震を抑えてくれる」と勝手に思ってました。
20日の朝を迎え、地震発生から48時間。朝に余震がありましたが、身体で感じる地震はしばらくなかったです。
「48時間」を乗り切った。。多分雨のおかげではないのかな?と今でも思います。
地震の一週間は天気が優れませんでした。もしずっと晴れてたら大きい揺れがまたきたのかな?
なんとも言えませんがね。
でも地震も自然災害。お天道様との関係は否定できないかもしれません。

地震の記録を見ていると、全国で毎日地震が起きていますね。
南海トラフも30年以内に起こると言われています。
南海トラフが起きた時の日本の被害地、真っ赤でした。どこにいても影響は出ます。
日本にいる限り逃げられないということですね。。。
だからこそ備えることの重要性を今回の大阪地震で身をもって感じました。

さぁ、さて、何からできる?
素人の私には専門家のようにお答えできませんが、各々が意識した瞬間から防災は始まっていると思います。
当たり前ですが、備えることは備蓄もそうですが、知恵をつけることもだと思います。
「もしも」に対応できる冷静さを保つのも知恵だと思います。
なんだか、知恵をフルに活用すれば、大きな地震も乗り越えられそう、そんな感じにもなりませんか?
ほんま、何の試練やねん。と思いますが、神様は乗り越えられる試練しか与えないと言うならば、これから起こる出来事に対し、乗り越えられると判断したため下した試練なんだと思います。
怯えてても仕方ないので、できることからがんばりましょう!
(だからそれが何やねーん!と思う方は、あんどうりすさんの「リス対策.com」をご覧下さい。情報満載です。) 

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そして、今回の地震で一番のVIPは猫のかんくんでした☆
地震発生時、怯えず、逃げず、いつもの定位置で寝ておりました。
猫によってはびっくりして逃げ出したり、隠れて出て来なかったりするのですが、かんくんは堂々と寝ておりました。
何ごともなかったかのようにスピスピと。
ずっとビビリのヘタれのかんくんかと思ってましたが、一番肝が据わり、勇ましかったです。
そんな堂々としてくれたおかげで、私自身安心して側にいることができました。
今後、地震があった時、避難しないといけない時、かんくんも一緒に避難できるようケージを買いました。
迷子になってしまった時に目印になるバンダナも。
動物も大事な家族。家族全員の備えもおこたらずに〜☆
そして、地震で迷子になってしまった、猫ちゃん、わんちゃん、一日も早く家に帰れますように。 




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