ただ無心に心を遊ばせる | 恋は水色

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フィギュアスケーター羽生結弦選手について、いろいろ書きます







ファイナルの舞台が近付いてきましたね。








羽生選手の最新情報が沢山入ってきています。




もちろん昌磨君や知子ちゃんの情報もありますが、
でもやはりというか、圧倒的に羽生情報が多いですね・・・。



アスリート男子のすっきりとした良いお顔。








今、とてもワクワクしています。


これは本当に正直な気持ちで。



この「ワクワク」の中には、きっと自分でも気づかない

色々なものが入っていると思うのですが、

今回はいつになく自分自身落ち着けていて、

とにかく、羽生君が見せてくれる世界がどんなふうに

展開してゆくのか、それを見たい期待の気持ちが一番

大きい気がします。



ところで、ワタシは糸井重里さんの運営されている

「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトが大好きで毎日
覗かせてもらうのですが、その中でここ数日連続して

掲載された対談がありました。


それは糸井さんと、ミュージシャンの細野晴臣さん、

美術家の横尾忠則さんの3人による対談で、

水曜日の第9回で最終回だったのですが、今朝、

たまたまタイトルが気になって読んだ第7回目の

対談の中に、とてもインスピレーションを刺激される

部分があったので、今のこのタイミングで少し書き

出しておきたいと思います。


それは「何回やったかが重要だ」というタイトルの対談の一部分。

横尾忠則さんの語られた言葉。



横尾忠則氏




以下、抜粋です。



『ぼくたち絵を描く人間にとってはある意味で、絵は言葉的でも

あるわけです。絵を描くときに、いちばん邪魔になるのは「考え」

なんですよ。「考え」はつまり言葉です。頭の中から言葉を排除

すると無心の状態になります。

無心の状態は、言葉が解放されて、遊んでいるときのような感じに

なります。そこに自分を着地させると、時間を超えてしまうんですよ。

言葉を排除すると、時間の無い世界に入っていっちゃうんですよね。』



横尾氏は、その、言葉を排除して時間の無い世界に入るのが

好ましい、と話されたうえで、



『「時間でものを測ったり、体験や記憶を時間に置き換えるとぼくは

だめだと思うんですよね。』


『時間よりも、むしろ何を何回やったかという「回数」のほうが大事』


『絵を描くときの時間は、昨日も今日も明日も過去も現在も未來も

ないんです。いまの時間しかない』




だいたい印象的な言葉を並べると、このような感じなのですが・・・


ちょっと抽象的で分かりにくいかも知れませんが、3人のお話自体は

この先もすこぶる魅惑的に展開していって、文字を追っているだけで

頭の大事な部分がどんどん解き放たれて行く感じがしてくるんです。


他にも第1回目から最終回まで、知的好奇心をそそる面白いお話が

沢山なので、興味のある方は読んでみてください。


横尾さんについては、もしかしたら

「芸術家だから言葉が抽象的で難解」と思われる方もおられるかも

知れませんが。しかしそれはむしろ逆で、横尾さんの思考はいつも、

一流の創造性と天才的な努力とに裏打ちされた非常に合理的な

ものなのです。


同時にその言葉と思考には機動力がある。

だって芸術はいつだってライブだから。





そしてそれら一連の思考のやり方は、

自らの理想のパフォーマンスを実現させるために駆使される、

一流のアスリートのそれと重なる気がします。










さて、今現在の羽生選手は・・・?



いい感じのリラックスと緊張感の中にあると良いのですが。







そして本番では、余計なものから解放され、ただ無心の世界に

心を遊ばせるように気持ちよく、彼の望む滑りが出来ることを

願っています。




みんな頑張れ!!



















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