入院に至る過程 その4 | きままに〜神経膠腫(膠芽腫/grade Ⅳ) とともに生きていく

きままに〜神経膠腫(膠芽腫/grade Ⅳ) とともに生きていく

悪性脳腫瘍、すなわち神経膠腫(グリオーマ)grade Ⅳの宣告を受けました。

平均生存期間は1年余りで5年生存率は数%です。
いつまで生きられるのかを考えつつ過ごしています。

昨日は、久しぶりに仕事をしてきました。
と言っても、3時間程度ですが。。。
でも、3時間で余り進まなかったけど、「仕事が出来る!」って言うのは嬉しいですね。
やり残しもまだまだあるし。。。でも、徐々にですね。。。

さて、昨日のつづきです。
4月8日(水)に通院をし、MRIの予約が取れないと言うことで5月9日(土)に決めたところまでお話しました。

その間は落ち着いていたので、4月10日(金)に外食をし、4月13日(月)に目白病院の先方に紹介状のお礼を渡してきました。そこで、少し話したのですが、以前と同様「結局は脳腫瘍の場合組織を取って検査してみないと分からないが、多分良性だと思う」と言う話でした。

でも、妻は日々変わっていく自分に対し、「きちんと見てもらえば?どうも、怪しいよ。」などと日々繰り返して言いました。確かに、言葉が出なかったり、言葉に詰まる、1歩行動と言語が遅れるなど、症状が少しずつ出てきたところでした。

半信半疑で4月15日(水)に病院に電話して見たところ、通じません。後で分かったのですが、創立記念日で休業日だったのです。。。
そんなこととはつゆしらず、数分おきに電話を掛けてました。
その日は結局電話は繋がらず、明日に再度電話して見ることにしました。

翌日の電話(通じました!)では、素直に「先生に見てもらってから、症状が悪化している気がします。例えば、話しづらかったり。一度、先生に見てもらえませんか?」
と伝えると、「主治医は山口先生ですね。であれば、今週末は手術が入っているので来週になります。来週22日(木)10:30に予約を入れますね。」と仰っていました。

正直、脳腫瘍とは言え大したことないと過信していたので、「一応、診てもらうか」と言った感じでした。でも。。。

これが、主治医の山口先生との初めての出会いになり、その後色々なことがまるで分単位で決まっていくのでした。


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