滋賀県東近江市のオアシス 潤鍼灸院

不妊症、逆子、顔面神経麻痺を専門にしている治療院です。
はり灸治療が効果的な肩こり、腰痛、しびれなどもご相談下さい。

顔面神経麻痺を発症して一年

2017年03月22日 | 難聴・顔面神経麻痺
みなさん、こんにちは!

東近江市の潤鍼灸院です。


当院には、顔面神経麻痺を発症され

病院の併用で鍼灸治療をされる方が

おられます。


鍼灸治療をされる患者さんの

ほとんどが病院に行ったが症状に

変化がなかったり、症状の回復のために

何かできないかと来院されます。


ある顔面神経麻痺を発症された

患者さんの話ですが、

当院に来られたきっかけは

息子さんの紹介でした。


私が顔面神経麻痺の患者さんを

治療していた時に隣のベットで

話が聞こえたこともあり

はり灸でも顔面神経麻痺の治療が

出来ることを知られました。


息子さんは帰ってすぐに

顔面神経麻痺のお母さんに伝えて

下さり当院に来られました。


その患者さんは

なんと

顔面神経麻痺を一度ではなく

何度も繰り返し発症されていました。


顔面神経麻痺を何度も発症される

患者さんは少ないですが

一度発症したから二度とならないとは

言えないんです。


患者さんは以前までは

点滴をすれば顔が前のように

治っていくだろうと思っておられましたが

今回の症状は軽度ではなかったので

回復が思わしくなかったのです。


顔面神経麻痺を評価する時に

柳原40点法というのがあります。






20点以上を軽症、

18~10点を中等度

8点以下を重症

としています。


患者さんは10点と中等度でしたので

根気のいる治療になるということを

いろいろ説明しました。


治療を始めて1~2ヶ月

目を閉じれたり

口の中に食べ物が残りにくくなった

など変化がでてきました。


しかし3ヶ月目という大切な時期に

病気により手術、入院と重なり

回復に大きな影響がありました。


2ヶ月間、顔面神経麻痺に対して

鍼灸治療と顔のリハビリを

していないと顔が突っ張ったり

全体的に表情筋の動きも悪くなって

いました。


ここからはり灸治療を再開し

現在は共同運動という後遺症を

最小限になるようお体のケアも

含めて治療をさせてもらっています。


最近は顔よりも他の症状の訴えが

多くなってこられています。

この患者さんが

「畑をやれた」

「人の目が気にならなくなった」

と笑顔で言われると本当に嬉しくなります。


はり灸を通して一人でも多くの方の

笑顔が増えるように精進していきます。


顔面神経麻痺以外にも

突発性難聴

不妊症

逆子

などもはり灸で改善できます。


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潤鍼灸院(じゅんしんきゅういん)
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