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日本在住歴約40年のRon McFarlandと外資系勤務が長い齋藤信幸が、それぞれの海外体験を語ります。

外国人の活用は「我慢と根気」が基本

2019-07-07 15:12:32 | グローバル人材育成
一昨年の春、顧問先に新卒インド女性のKさんが私お顧問先に入社してきました。

顧問先の会社は、ビル管理会社で、ビルの電気設備等の管理、清掃、受付、警備などの業務を請け負っています。

Kさんは日本の国立大学の工学部建築科を出た今人気の理系女子です。

我々の英語が完璧でないのと同様、彼女の日本語は完璧ではありませんが、日常会話で困ることはありません。

本当はイギリスに留学したかったが、お父さんの勧めで安全な日本に来たのだそうです。

入社後は、会社が管理しているビルで実習。

その後は、C部長の直接指導のもと見積作成、請求書処理など基本業務を習得。

その頃、C部長が「おーい、Kさん、なんでこうなんだ」「え~~」と10回くらい繰り返していました。

KさんにC部長のシャチハタの判子を使って書類に判を押させたのですが、押した方向が、横向き、逆さ、いろいろで、結果、C部長の雄叫びとなったのでした。

「C部長、我慢、我慢」こういうことを外国人を雇ったときの楽しみにしないとね。

日本人が当たり前にやれることも、当たり前でない(かもしれない)ひとには根気よく教えないといけませんね。

「我慢と根気」が、外国人活用には必須です。

一年半たった今、頭の良いKさんはC部長の右腕に近い存在になっているようです。





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