ゴースト・イン・ザ・シェル / Ghost in the Shell

2017-04-16 | 映画






オフィシャルサイト


スカーレット・ヨハンソン主演、日本のSF漫画「攻殻機動隊」の実写化。
北野武が、かなり重要なキャストとして出演している。
舞台は日本の未来都市、軍事目的で開発されたサイボーグ技術が進み、誰でも簡単にサイボーグ人間になれる世界が出来ていた。
その中でもサイボーグ技術をリードするハンカ・ロボテックは、テロ対策サイボーグ兵士を世界中に送りこんでいる。

ヨハンセン演じるモトコ・クサナギは、幼い頃テロで両親を失い、自分も瀕死の重傷を負い、ハンカによってサイボーグとして改造され、今は対テロ捜査組織セクション9の一員になっていた。
この作品、原作を踏まえて日本人の名前が多く出てくるが、ヨハンセンにトモコは合わないでしょ。

セクション9を率いるのが、北野武演じるアラマキという、面白い髪型だが仕事は出来る男。
このアラマキ、ヤクザ顔負けの迫力でセクション9の曲者たちを指揮いる。
ハリウッドの大作でもその存在感はさすがの武さん。
もう一人日本から、桃井かおりがモトコを深く関わりのある女性として後半に出てくる。

ストーリーは、カズという男が率いるテログループが、日の丸メイクの芸者(いまだにアメリカで蔓延る日本の勘違いイメージ)と、ヤクザと、ハンカの幹部の宴会の襲撃シーンからはじまる。
このシーンをはじめ、次から次へと出てくるアクションシーンは、この作品の見どころのひとつ。そして「アベンジャーズ」でも定評のある、ヨハンセンの切れのある動きにも注目。

トモコは、セクション9のメンバーと、このテログループを追い詰めるうちに、あやふやだが自分とカズとの昔の記憶がフラッシュバックする。
そして、自分が唯一心を許すハンカのオウレイ博士の言動からも、自分の過去に何か謎があると確信する...

CG映像も、アクションと並んで、この作品のキモ。
ブレードランナー」的な未来だけれど、「ブレードランナー」の暗く、よどんだ映像に対して、どちららと言うと明るくて細部まで描かれた綺麗な映像がよかった。
原作の漫画は見ていなくても楽しめる作品だった。 



46%



黒髪にしてもモトコという名前はちょっと


世界の北野はさすがの存在感


セクション9のチーフ、ビトウ


セクション9の曲者たち
目を爆発で失って、ミニ望遠鏡入れたビトウ


カズ


ハンカのCEO、悪者


未来の日本


高級ホテルって、ホテル名?


アメリカ人が好きな日本のヤクザ


アメリカ人が好きな日本の芸者



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