ここは、人と不思議が住まう街。
今回ご紹介する映画:『DESTINY 鎌倉物語』
製作:2017年日本
公開日:2017年12月9日
上映時間:2時間9分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)
鎌倉にずっと住んでいた正和は、鎌倉の不思議な現象にも慣れているものの、怖いものが苦手な亜紀子は、なにかと戸惑う日々。
正和は怪奇事件の折には推理を働かせる事もあり、今までの生活とは全てが違う、なんとも言えない味わい深い時間を二人は過ごしていく。
ある日、夜市で買ったマツタケを食べた二人は、幽体離脱しやすい体質となってしまい。。。
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わたしのおとんと、このブログでコメントを書いてくださるベラデンさんがオススメしていた『DESTINY 鎌倉物語』を、『ジオストーム』の鑑賞前に一人で観ました。
個人的には凄く好きな監督である山崎貴監督が手掛ける邦画。
本当は山崎監督のオリジナル作品が観たいんですけどね。今の邦画業界では、なかなか難しいのかもしれません。
2018年1月に入ってからも、上映回数が減る事なく、その人気の高さを改めて思い知らされる作品。
わたしの隣のシートには、小学生くらいの男の子が座っていました。
老若男女たのしめる、そんな映画。
という事で、今回は『DESTINY 鎌倉物語』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
監督・脚本・VFX:山崎貴
製作:今村司、市川南、加太孝明、船越雅史、戸塚源久、谷和男、永井聖士、弓矢政法、中西一雄、堀義貴、島村達雄、牧田英之、安部順一、三宅容介
製作・エグゼクティブプロデューサー:阿部秀司
Coエグゼクティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:飯沼伸之、守屋圭一郎
アソシエイトプロデューサー:櫛山慶、鈴木健介
企画協力:奥田誠治
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
美術:上條安里
録音:藤本賢一
装飾:龍田哲児
VFXディレクター:渋谷紀世子
編集:宮島竜治
D・Iプロデューサー:齊藤精二
音響効果:岡瀬晶彦
特機:奥田悟
コスチュームデザイン:竹田団吾
衣装:水島愛子
ヘアメイク:宮内三千代
特殊メイク:吉田茂正
キャスティング:緒方慶子
スクリプター:阿保知香子
助監督:安達耕平
制作担当:櫻井紘史
ラインプロデューサー:阿部豪
役名:出演者
一色正和:堺雅人
一色亜紀子:高畑充希
本田:堤真一
死神:安藤サクラ
貧乏神:田中泯
キン:中村玉緒
本田里子:市川実日子
ヒロシ:ムロツヨシ
稲荷刑事:要潤
川原刑事:大倉孝二
恐山刑事:神戸浩
大仏署長:國村隼
天頭鬼:古田新太
一色絵美子:鶴田真由
女将:薬師丸ひろ子
瀬戸優子:吉行和子
優子の旦那:橋爪功
甲滝五四朗:三浦友和
とても素晴らしい映画でした。
派手なアクションはありませんけれど、終盤の黄泉の世界の描写は、是非とも、映画館で大きなスクリーンで見ておきたい、そんな作品ですね。
笑いあり。泣き所あり。ハラハラドキドキの展開あり。
色んなものを詰め込んだ、すごく贅沢な作品。
洋画では味わえない、邦画ならではの良さを堪能する事が出来る映画でした。
ラストに登場する、とあるキャラクターも、存在しないと皆が困るという役割がちゃんとあり、また彼自身は決して悪いヤツじゃないんですよね。
とても自分の感情に素直で、素直すぎて、みんなから疎まれている。そんなキャラクターです。
他の幽霊や妖怪も、人間くさい部分もあり、なんとも憎めない存在です。
現代の都市部では味わう事ができなくなった、どこか不気味で、けれど温かい不思議を、スクリーンを通して感じる事ができました。
悪者がいないため、鑑賞後、なんとも心がホッコリする。
素敵な映画でございました。
そして、演技力というのもまた、上手い下手がはっきり分かれてしまう。
観客は、すぐに見破ってしまうんですよね、俳優さんの力量を。
本作では、ベテラン勢から、今をときめく俳優さんまで、色んな方々が登場します。
そして、誰一人、印象に残らない人物はいないというくらい、役者さんたちが、生き生きと演じていらっしゃいます。
メインのふたりはもちろん、チョイ役で登場する人ですら、その背後にドラマを感じる事ができ、改めて、演技というものの奥深さを見せつけられた感じです。
邦画を抵抗なく鑑賞できる方は、ぜひとも、本作、チャレンジしてみてください。
そんな山崎監督の力量が後半において存分に発揮される本作。
前半は邦画ならではのホッコリエピソードの積み重ね。
後半はCGを巧みに利用した黄泉の世界を、スクリーンいっぱいに描き出していて、映画の世界に引きずり込まれてしまいます。
このCGがとにかく凄くて、邦画とは思えないほどのクオリティー。
これは、ぜひともIMAXで鑑賞したかった!
本作の場合は、素直にストーリーを楽しむ鑑賞方法をオススメします。
または、おっさんのように、感情移入して映画を鑑賞する、とか。
斜に構えて鑑賞すると、「どこが面白いの?」「目新しいアイデアはなくてつまらない」って感じになるかもしれません。
頭から何かを決めつけて鑑賞しちゃうと、ほぼ間違いなく楽しめない、のほほん映画でございます。
確かに、その通りで、スタジオ・ジブリ作品を実写映像化したら、きっとこんな作品に仕上がるだろうなぁって感じの、ほのぼの映画でした。
観て良かったと思える、素敵な映画。
Blu-ray、買いですわ、これ。
という事で、今回は『DESTINY 鎌倉物語』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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今回ご紹介する映画:『DESTINY 鎌倉物語』
製作:2017年日本
公開日:2017年12月9日
上映時間:2時間9分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)
予告編動画
あらすじ
鎌倉に住むミステリー作家の一色正和と、そこに嫁いできた亜紀子。鎌倉にずっと住んでいた正和は、鎌倉の不思議な現象にも慣れているものの、怖いものが苦手な亜紀子は、なにかと戸惑う日々。
正和は怪奇事件の折には推理を働かせる事もあり、今までの生活とは全てが違う、なんとも言えない味わい深い時間を二人は過ごしていく。
ある日、夜市で買ったマツタケを食べた二人は、幽体離脱しやすい体質となってしまい。。。
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わたしのおとんと、このブログでコメントを書いてくださるベラデンさんがオススメしていた『DESTINY 鎌倉物語』を、『ジオストーム』の鑑賞前に一人で観ました。
個人的には凄く好きな監督である山崎貴監督が手掛ける邦画。
本当は山崎監督のオリジナル作品が観たいんですけどね。今の邦画業界では、なかなか難しいのかもしれません。
2018年1月に入ってからも、上映回数が減る事なく、その人気の高さを改めて思い知らされる作品。
わたしの隣のシートには、小学生くらいの男の子が座っていました。
老若男女たのしめる、そんな映画。
という事で、今回は『DESTINY 鎌倉物語』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
今回利用した映画館
109シネマズ大阪エキスポシティスタッフとキャスト
原作:西岸良平監督・脚本・VFX:山崎貴
製作:今村司、市川南、加太孝明、船越雅史、戸塚源久、谷和男、永井聖士、弓矢政法、中西一雄、堀義貴、島村達雄、牧田英之、安部順一、三宅容介
製作・エグゼクティブプロデューサー:阿部秀司
Coエグゼクティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:飯沼伸之、守屋圭一郎
アソシエイトプロデューサー:櫛山慶、鈴木健介
企画協力:奥田誠治
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
美術:上條安里
録音:藤本賢一
装飾:龍田哲児
VFXディレクター:渋谷紀世子
編集:宮島竜治
D・Iプロデューサー:齊藤精二
音響効果:岡瀬晶彦
特機:奥田悟
コスチュームデザイン:竹田団吾
衣装:水島愛子
ヘアメイク:宮内三千代
特殊メイク:吉田茂正
キャスティング:緒方慶子
スクリプター:阿保知香子
助監督:安達耕平
制作担当:櫻井紘史
ラインプロデューサー:阿部豪
役名:出演者
一色正和:堺雅人
一色亜紀子:高畑充希
本田:堤真一
死神:安藤サクラ
貧乏神:田中泯
キン:中村玉緒
本田里子:市川実日子
ヒロシ:ムロツヨシ
稲荷刑事:要潤
川原刑事:大倉孝二
恐山刑事:神戸浩
大仏署長:國村隼
天頭鬼:古田新太
一色絵美子:鶴田真由
女将:薬師丸ひろ子
瀬戸優子:吉行和子
優子の旦那:橋爪功
甲滝五四朗:三浦友和
おっさんのネタバレなし感想
鑑賞しておいて良かった。とても素晴らしい映画でした。
派手なアクションはありませんけれど、終盤の黄泉の世界の描写は、是非とも、映画館で大きなスクリーンで見ておきたい、そんな作品ですね。
笑いあり。泣き所あり。ハラハラドキドキの展開あり。
色んなものを詰め込んだ、すごく贅沢な作品。
洋画では味わえない、邦画ならではの良さを堪能する事が出来る映画でした。
良いところ
悪者がいない
本作の良い点は色々とありますが、一番印象に残っているのが、悪い輩がいないってところです。ラストに登場する、とあるキャラクターも、存在しないと皆が困るという役割がちゃんとあり、また彼自身は決して悪いヤツじゃないんですよね。
とても自分の感情に素直で、素直すぎて、みんなから疎まれている。そんなキャラクターです。
他の幽霊や妖怪も、人間くさい部分もあり、なんとも憎めない存在です。
現代の都市部では味わう事ができなくなった、どこか不気味で、けれど温かい不思議を、スクリーンを通して感じる事ができました。
悪者がいないため、鑑賞後、なんとも心がホッコリする。
素敵な映画でございました。
俳優さんの力
邦画というのは、シナリオと演出について、その力量がくっきりわかってしまうものです。そして、演技力というのもまた、上手い下手がはっきり分かれてしまう。
観客は、すぐに見破ってしまうんですよね、俳優さんの力量を。
本作では、ベテラン勢から、今をときめく俳優さんまで、色んな方々が登場します。
そして、誰一人、印象に残らない人物はいないというくらい、役者さんたちが、生き生きと演じていらっしゃいます。
メインのふたりはもちろん、チョイ役で登場する人ですら、その背後にドラマを感じる事ができ、改めて、演技というものの奥深さを見せつけられた感じです。
邦画を抵抗なく鑑賞できる方は、ぜひとも、本作、チャレンジしてみてください。
CGが凄い
日本で活躍する映画監督で、CGを上手に扱える方は、意外と少ないわけですが、そんな中でも、山崎貴監督は群を抜いてCGの扱いが上手い。そんな山崎監督の力量が後半において存分に発揮される本作。
前半は邦画ならではのホッコリエピソードの積み重ね。
後半はCGを巧みに利用した黄泉の世界を、スクリーンいっぱいに描き出していて、映画の世界に引きずり込まれてしまいます。
このCGがとにかく凄くて、邦画とは思えないほどのクオリティー。
これは、ぜひともIMAXで鑑賞したかった!
悪いところ
純粋に見ないと損
映画の鑑賞方法って、人それぞれですよね。本作の場合は、素直にストーリーを楽しむ鑑賞方法をオススメします。
または、おっさんのように、感情移入して映画を鑑賞する、とか。
斜に構えて鑑賞すると、「どこが面白いの?」「目新しいアイデアはなくてつまらない」って感じになるかもしれません。
頭から何かを決めつけて鑑賞しちゃうと、ほぼ間違いなく楽しめない、のほほん映画でございます。
今回のネタバレなし感想のまとめ
おとん曰く「ジブリの実写版」。確かに、その通りで、スタジオ・ジブリ作品を実写映像化したら、きっとこんな作品に仕上がるだろうなぁって感じの、ほのぼの映画でした。
観て良かったと思える、素敵な映画。
Blu-ray、買いですわ、これ。
という事で、今回は『DESTINY 鎌倉物語』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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