ヨーロッパでもイスラムでもないトルコライス | たそがれマイウェイ

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今まであった過去のジェットコースター人生をエッセイ風にしたり、B級グルメを紹介します

森小路だ。
たまに前を通るが
気がつかなかった。

ずっと喫茶店かなと
思っていたが
洋食屋だった。


名前が
イスタンブールなんで
センスの悪い
いや、ハイカラな喫茶店かと
思い込んでいたが
欧風料理と
イスタンブールの前に
書いてある。
で、『名物トルコライス』と
太い赤文字で書いてあるのに
今まで気がつかなかったのは
なんでだろう!
イスタンブールで
トルコだから
食べないわけには
いかない。
他にも
オムライスや
ハンバーグや
ステーキの
ガラスケースの
メニューがなんとも
古くさくて
こういうお店は
嫌いではない。


外から覗くと
客一人いない。
こういうお店は
入りたくなる。

入ると適当に
座って
猛暑というのに
中途半端に冷たい水
をポットごと持ってきて
こういうお店は
何が起きても
驚かない。

で、名物のトルコライスを注文。
トルコライスは
昔、下鴨神社のあたりに
あった洋食屋で食べた記憶があるが、
あまり覚えていない。

で、トルコライスの登場!


デミグラスソースとケチャップ
で覆われた
下には豚カツが
そしてそのまた下はオムライス。
要は豚カツとオムライスの
合体か。

なかなか見た目はコアな洋食だが
味は案外アッサリ。
デミグラもケチャップも
どっちつかずで
ヨーロッパかイスラムか
中途半端な感じ。

なるほど
どっちつかず
いいとこ取り
トルコライスの正体は!