totoroの小道

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30`sカレーライス(2) 変だ、おかしいを見つけよう

2020-07-18 18:18:59 | 6年 国語

 カレーライスの、課題作りに取り組む。

今年になって初めての国語なので、時間をかけこの一年行う学習の方法を教えていった。

学習は、問いから生まれる。子供って、目の前に解決したい課題があれば、答えを自ら知りたいと思うものだ。つまり、良い学習課題、知りたい、心からどうしてだろうと思う問いを見つけることが大事なのだ。問いが見つかれば、子どもたちの学びはそこから始まっていく。
 
 

物語には、作者の仕掛けが埋め込まれている。当たり前の日常生活が続いているだけでは、物語は進展しない。普通ではない出来事が起きることから事件が始まり、その事件を通して主人公が成長していく。ところが、注意して読まないと、その大事な出来事を不思議だとは思わない。作者の仕掛けに気付かないのだ。


そこで、今年の国語ではまず「物語の中に変だ、おかしい」という場所を見つけていくことから学習が始まる。

そのこと子供達に理解してもらう。

 
 

まずは1の場面で、子供たちと一緒に見落としがちな「変だ、おかしい」見つけをする。
T:主人公の普通言わない言葉を探しましょう。
T:主人公の普通ではない行動を探しましょう。
T:繰り返して出てくる言葉、なくても意味が通るのにわざわざ入っている言葉、普通使わないような難しい言葉が使ってある時はおかしいと感じましょう。

T:では、まずは一人一人で1の場面の中の「変だ、おかしい」を探しましょう。

S:言うもんか、お父さんなんかに。って、倒置法だよね。普通じゃないよ。
S:そっぽを向いたって書いてあるね。普通そっぽなんて言葉は使わないね。
S: 7の段落のお父さんって言葉はなくても意味が通るよ。S:いくら何でもひどいじゃないか、ものすごく強調してるよね。何かある?
S:やだよでいいのに、あが入って「や・あ・だ・よ」になってる。
S:特製カレーって変だよね。特別なものは入っていないし、特別な作り方はしていないよ。
....などなどたくさんの変なところが見つかった。

 

同様に、2の場面もみなで、おかしな所を探してみる。

 

子供たちが、「変だ、おかしい」の作り方を一通り理解した。そこでここから先は、個人個人で教科書を読んで探すことにした。

3の段落

 

4の段落

 

5の段落

 

6の段落

 

 

浜松授業研究の会   

日時 曜日 開始時間 終了時間 施設名 場所名
2020年9月12日 9:00 12:00 天竜壬生ホール 第1会議室
2020年10月10日 9:00 12:00 天竜壬生ホール 第1会議室
2020年11月14日 9:00 12:00 天竜壬生ホール 第1会議室
2020年12月5日 9:00 12:00 天竜壬生ホール 第1会議室

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