こんにちは。
長い京都旅行記事が終わったので、年末から少しばかり撮りためた野鳥写真をご紹介します。
昨年末も昭和記念公園で鳥撮りをしてきました。
↓初めて会えたメスのアトリさんです
↓「アトリ」は「古事記」や「日本書紀」の時代から知られる古い鳥の名のひとつだそうです。
当時は色々な漢字で表記されていたようですが(難しい漢字が多いので省略します)、いずれも「集まる鳥」と言う意味を持っていたそうです。
↓平安時代には「獦子鳥」という表記が見られるようになったそうです。
「獦」とは狩りの事で、アトリの大群を、狩りの時に大挙して追い立てる勢子(狩子)に見立てた命名だそうです。
↓農耕地に降りて採食していた群れが飛び立つ際には「地面が動いた」とさえ言われる程の壮観な大群になる事があるそうです
江戸時代、京都の嵯峨野に大群のアトリが飛来し、アトリ見たさに多くの見物客が訪れて、茶店が設けられるほどの人気だったという記録があるそうです
※大橋弘一著:日本野鳥歳時記 を一部抜粋し文章を短くしたり、参考にさせて頂きましたm(__)m
↓…がこの時は、小規模な群れでした
それでも何かいっぱいいるなという感じはあり、公園内の2か所で群れに遭遇しました。
頭が黒っぽいのがオスだと思いますが、寄って撮れるほど 縁カウントは上がっていないようでした
↓この日はむしろ彼らの方が群れが大きかった気がします。
↓カワラヒワさんですね
エビのシッポみたいな尾羽が、アトリさんと似てますね。
同じアトリ科で、手元の野鳥図鑑の英名訳の所に「東洋の緑のアトリ類」と書いてあるので、角度によって似てても不思議ではないですね。
↓枝はゴチャゴチャしていますが、明るい所にいてくれました。
↓これは種?を食べているのでしょうか?
↓こう撮れると、全身の黄色が目立つので、カワラヒワさんだとすぐに分かります。
↓こんな風に薄い色のカワラヒワさんをファインダー越しで見るとアトリさんと似てる気がしていましたが・・・
何度も見比べているうちに、違うわっ て気になって来ました。
↓流し目?のカワラヒワさん
↓黄色つながりで、この日はソシンロウバイが綺麗でした
↓ロウバイは内側の花被片が濃い紫色になり、ソシンロウバイは花被片全体が黄色くなるそうです。
↓鮮やかですね
ここまでご覧いいただき ありがとうございました