<内容紹介記事>
電子書籍 : 「アセンションの時代」
第3章 私たちが感じ取っている世界
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私たちの社会は、あらゆるところで組織化され、複雑化されてきました。その結果、私たちは与えられた1つのパーツのスペシャリストとなり、全体を見渡して把握することが出来なくなってしまったのです。
しかし、何でもそうなのですが、自分がそうした「常識」の中にいると、そうした異常さがなかなか理解することが出来ないのです。「それが、当たり前でしょ。」となってしまうのですね。
私たちは自ら全体を見通すことをせずに、与えられた自分の「役割」だけをこなしていれば、社会は正しく動いて行くはずだと思い込んでいるのです。
例えば、「金貸し」たちが、自分たちに都合の良い社会システムを創り上げても、他の者たちは、支配・搾取体制という全体の異常さに気づくことが出来ないのです。
私たちの社会では、「与えられたものに疑問を持たずに、どれだけ多く受け入れられるか」によって、優劣がランク付けされていきます。
社会や世界は1つの多面体として存在しており、部分部分は全体と常に密接に関係しあっており、切っても切り離せない関係にあるのです。しかし、私たちの社会ではそれをバラバラに切り離し、全体性から離脱させた上で、細かく細かく細部を突き詰めているのです。
例えば、私たちの社会は1つの総合体としてあるのですが、それを経済・政治・科学・スポーツ・芸能・文学などというようにバラバラに切り離して、そのパーツだけを突き詰めて行き、全体性を把握する思考が欠如しているのです。
だから、私たちはこれまでの「搾取・支配システム」に何の疑問を持つことも出来ずに、ただ我慢して従うことしか出来なかったのです。
しかし、覚えておいてください。そうした時代は終焉の時を迎えているのです。
全体性から広く私たちの社会を捉えて見てください。
この社会が崩壊するのは「必然」です。
そして、崩壊の先には「調和した社会」が待っていることを知ってください。
それがアセンションの時代でなのです。