3月8日(水)、僕は豚星。へ向かったんだ。2017年の目標②(←クリック)は、一体何だったんだろう…。全然、中4日を守れていない。きっと体重の減少が想定を上回っているから気が緩んでいるのだろう。今回だけ、そう自分に言い聞かせてやってきたのです。

 

 

つも通り日吉駅からトコトコ約15分ほどかけて歩き着いたのは19:07。今日のお目当ては「ストロングレフル」。ずっと食べたいと思っていた限定。僕は、豚星。の夏の限定と相性が悪い。ストロングレフル、冷やし中華、禁断の果実。夏の限定という表現は間違えているかもしれませんが、これらは夏に「限定メニュー」として提供されており、未食なのです。なのに!今回、Twitterで台湾シリーズ売切れ後の限定としてストロングレフルが提供されるとのことが告知されました。歓喜の瞬間でした。

 

 

19時もまわっているし大丈夫だろうと意気揚々と店内に入り、財布からさっと1,000円札を抜き取り、食券機に投入しようとして…おいらの手が止まりました。ん?何か見える。目の前に何か見える。た、台湾。。動揺し過ぎて写真もありません。しばらく事態が呑み込めず、フリーズしていると後客が店に入ってきました。我に返ったおいらは慌てて何を頼むか決めます。ストロングレフル一択だった為、未食のメニューはないか必至で探しますが、このような状況としては最悪な豚星。の食券機。細かすぎてわかりません。あきらめました。かろうじてホワイトボードに書かれている『印度』の文字を発見して、台湾ラーメン(850円)+印度(50円)にしようと決意。

 

湾シリーズお約束の豚マシ(150円)と、やけくそで大へ変更(100円)を用意して店内の背後霊びっしりの列に接続します。30分ほど待って席に着きますが、ここでもハプニング。台湾ラーメンを注文していたのに、台湾混ぜ蕎麦を作ってしまったらしく作り直すので1ロット待ってくださいと助手さんから言われ待つことに。台湾混ぜ蕎麦・印度・大のお客さんが次のロットにいたためその方へ提供されました。

 

のハプニングによりさらに10分ほど遅れて19:47にコール確認です。「台湾ラーメン・印度の方ニンニク入れますか?」

 

 

 

 

 

 

ニンニク少なめ/野菜/アブラ/ホアジャオ

見た感じ台湾混ぜ蕎麦か?と思われるビジュアルでしたが、生卵が提供されましたので間違えはなさそうです。混ぜ蕎麦の際は卵黄が中央に鎮座しますので。

 

 

 

卵はこんな感じ。特に特質すべきところはありません。

 

 

から見ると前面が何かの具材で覆われており、麺もスープも見えない。これが台湾シリーズの特徴ですね。印度(カレー)ということもあり、スパイシー感を増すためにホアジャオをコールしました。中央アブラの上にふりかえられているのがわかります。

 

 

回の台湾ラーメン・塩よりも、辛ひき肉が多い印象です。この辛いひき肉が、濃いめの味つけでかつ結構な辛さ。台湾シリーズの主役と言っても過言ではないでしょう。じわじわと汗が吹き出し、そしてそのうまさに引き込まれます。ご飯にも100%合うヤツ。少なめコールのニンニクもかなりの量ですね。辛ひき肉とカレー、ニラ。いずれも強い味なのでそれに負けないよう意図的に多めにしてくれているのかもしれません。

 

 

はちょっと小ぶりで残念。150円出して追加したのでもう少し期待しちゃいますね。脂身少なく、柔らかくなることは期待できそうにありませんが、スープの中に沈めておき、後半に食べることにしました。豚の奥には、おいらの大好きなネギ。辛ひき肉やニラほどではないですが、ラーメンに入れる量としては尋常ではない量が投入されています。

 

 

っさりと盛られたニラ。冬の味覚のニラは台湾シリーズが冬に提供されるのも納得ですね。まぁ今は季節ものの野菜も年中手に入れることができますので、豚星。でも台湾シリーズは冬限定というわけではなさそうです。いずれにしても台湾シリーズにおいて辛ひき肉と双璧をなす主役に変わりはありません。味は…皆さんが想像する通りのニラです。

 

 

てさて、今回の主役の登場です。印度、つまりカレー味の台湾ラーメンなのです。もうすでに何が何だかわからない気がしますね。僕はあまり頭がいい方ではないので混乱してしまいます、はい。味は、コレ(カレー風味のラーメン)よりもずっと濃厚というのが第一印象でした。コレは豚ダシが前面にでてカエシとコレ(カレー)が控えめに主張する感じだったのですが、印度はカレーが前面に出ています。まさにカレーラーメン。想像していたものとはちょっと違いました。どちらかと言えば、汁の多い汁なし(…ちょっと言っていることが支離滅裂ですがニュアンスとしてとらえてください)のカレーバージョンという方が近い気がしました。野猿街道店2で限定提供されている「カリー髑髏」とかに近いのかなと勝手に予想しました。カリー髑髏食べたことがないので、本当に全くの予想ですが…。

 

 

はともあれ、丼の底から思いっきり麺を引き上げ食べてみることにしました。平打ちの縮れモチモチ麺を豪快にリフトするとカレーのいい匂いが鼻腔をくすぐります。一気に啜ると、カレーのスパイシーな味が口の中全体に広がります。うん、ウマイ!ザ・カレーです。そのまま、5~6回啜り続けていきました。結構味は濃いめで、水を欲する感じです。

 

 

いて、辛ひき肉を混ぜて食べてみます。カレーとひき肉が合う。カレーのスパイシーさと辛味がとても食欲を刺激します。これは全体を混ぜてから食べた方がいいと判断して、かなり早い段階から全体を撹拌します。辛いひき肉の旨味、ニラの香り、長ネギの風味、ニンニクの重厚さなどが一体となりカレーと共闘しておいらに攻めかかってくる感じ。おいらも負けずと啜り続けることで応戦。ちょっと味の濃さにやられそうになったため、生卵の援護射撃を受けます。黄身が味をマイルドに、白身が濃い味つけを中和する役割をしてくれて、再びズバズバと啜り続けられます。この食べ方が、台湾ラーメン・印度のベストでした。

 

 

中、豚をつまみに食べながら、残りの麺を啜り続けます。大だけに結構おなかも膨れてきました。また、かなりの濃い味つけに量以上に苦戦したのは確かです。後で思いましたが、麺が残っている間に「スープ割」してもらえばよかったなぁと。そうすれば、コレの感覚で食べられてたのにな。

 

 

 

べ始めるころは、追い野菜でもしようかな。なんて思っていましたが、量的にも味的にも完食が限界で、追い○○を注文する余裕はなく、ここで完食となりました。

 

 

湾ラーメン・印度は、確かに美味かったです。カレーと辛ひき肉の相性は、他のどの台湾ラーメンよりも良く、最高のパートナーでした。ただし、スープが少なく汁の多い汁なしというイメージだったこと、印度(カレー)感が高くて豚ダシだとかカエシだとかとうものが感じにくかったこと、さらに辛ひき肉/ニラ/長ネギ/ニンニク/カレーとすべてが主張が強い素材で構成された足し算のメニューだったと思います。台湾ラーメン・塩の時には、塩のマイルドなスープが主張の強い具材を一歩引いて受け止め、全体をつなぎ合わせているように感じました。そういう意味では、台湾ラーメンは、塩に軍配が上がるかなというのが、個人的な見解です。

 

 

後に…。「本場、名古屋の台湾ラーメンを食べたことがない僕が言えたことではないけど、“…台湾ラーメンでカレー味”、もはや台湾ラーメンではないよな(笑)。まぁ美味かったのでいいけど♪」などと思いながら丼をカウンターに上げ、ダラダラ流れる滝のような汗を拭きつつ、お店から出るために一番奥の席に座っていた僕は、その途中で見てしまったんだ。一番入口側に座っている人が、ストロングレフルを食べているのを。。

 

 

 

 

 

 

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