古タンメン中本・青島食堂と2食ラーメン二郎から離れ、さらにそのラーメンが美味いときたら、やはりホームの味を食べたくなるのがおいらの習性。これを帰巣本能というのでしょうか(笑)。そんな2017年12月4日(月)22:06で看板前に到着です。並び初めは21:55。22時までに並べば食べることができるので安心・安定の優良店舗なのであります。

 

の時間なので、ネギが売切れているのはいつものことなのですが、小ぶた・大ぶたが売っている奇跡に遭遇。この時間は、小ラーメン・大ラーメン・粉チーズ・味付け玉子・ニラキムチ・汁なしの6種類しか販売していないことがほとんど。まさに千載一遇のチャンス。

 

ぶた(740円)とニラキムチ(80円)の食券を購入します。

 

が空いたら水を汲んで座ります。前がちょっと詰まっていたのか、席に着くや否やコール確認です。「小ぶたの方、ニンニク入れますか?」

 

 

 

ニンニク少なめ/野菜マシマシ/アブラ/カラメ/ベニマシ

前一列が豚だらけ。その背後にそびえたつ野菜の山。頂にはアブラ化粧をし、さらにキムチで噴火。うん、いわゆる一つのアートですな。

 

 

南藤沢店に続き、関内のニラキムチもニラが極端に少なくなっている。まぁ、同じ仕入れ先なので当たり前っちゃ、当たり前。野菜高騰直撃…。

 

日のメインイベント「ぶた増し」。最前列のぶたの重なりを展開すると、

 

よ!この一面ぶただらけ。圧巻のぶた。4枚の@ぶた+1個の端ぶた。@2枚はトロトロの溶けるやつ。@2枚はやわらかい中にも歯ごたえがあるもの。端ぶたはカエシの染み込みが濃厚で肉の旨味がぎゅうぎゅう詰まった極上のもの。どれもこれも最高に美味い。特に半透明のアブラが口の中で溶けていくときの旨味がたまらない。大・大・大満足。青島ラーメンのチャーシューも凄い量だったけど、やはり総重量は比べるまでもない。二郎の圧勝。それでいて約150円は安いのだからもの凄いコスパだ。

 

ンニクはオーダー通りの少なめ。不揃い微塵切り。

 

っぷりベニマシ。この酸味が後半の味変として大事なんだなぁ。

 

ムチのついたアブラを野菜と頬張るとのが好き。キムチに味が支配され過ぎないで、野菜の甘みやぶた脂身の甘みがきちんと感じられる。うまし。

 

タクタに茹でられた野菜は、そのまま食べて野菜だけの味を堪能してもよし、スープをレンゲで野菜にかけて食べてもよし。「キムチと野菜:アブラと野菜:野菜:スープと野菜=2:1:3:4」みたいな比率で食べるのがいつものスタイルかな。

 

しぶりにかなり乳化傾向のスープ。最近ではあまり見かけないスープの感じです。味はいつもの激ウマ甘じょっぱスープにまろやかさが加わった、若干重めのスープに仕上がっています。

 

然、プリパツストレート麺との組み合わせの感じも異なります。いつもよりも麺にスープがまとわりつくような感じ。いつもよりも重量級なイメージです。ぶたも増量、スープも重厚。おじさんには、やや重たい。そんな時には『ベニショウガとスープ』をレンゲですくってすすってやれば口内アブラリセット。改めてベニショウガのありがたみがわかるとともに、おかげでおいしく今宵のスープ&麺を堪能できました。

 

たにニンニクを合わせるのもピリッとした辛みとコクが加わります。いいね。

 

しく後半までとっておいたニラキムチ(もはやタマネギキムチ)を乗せて食べてもウマウマ。通常の2枚のぶただとこういった贅沢な食べ方はできないからなぁ。ぶた増しした時の特権のようなもので嬉しい。

 

ウガラシをフリフリすることなく完食。というかトウガラシをフリフリすることを忘れるくらいあっという間に食べちゃった感覚です。

 

 

古タンメン中本のような辛さはありません。青島食堂のような繊細な味わいもありません。ただし、重厚で濃厚なうま味を前面に押し出した旨味がここにはあります。猛将と対峙しているような感じとでもいいましょうか。そんな、横浜関内店のラーメンが大好きだと改めて感じられました!それでもラーメン二郎界では、野猿やひばりなどのさらに重厚な戦車のようなラーメンもあるから奥が深い。

 

っ、あまりほめているように感じないって?そんなことないですよ。例え方が貧弱なだけなので、みな様適度な脳内補正とおいらの低い知能に同情下され(笑)

 

 

 

 

 

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