●オープン戦 マリーンズ 0ー0 西武(3月20日(火)メットライフドーム)
マリーンズ バッテリー
石川-松永-有吉-シェッパーズ-益田=田村-柿沼
マリーンズ 本塁打
なし
ついに、カクナカが1軍に合流。
そしてファームが浦和で予定していた武蔵ヒートベアーズとの練習試合が雨天中止だったこともあってか、カトショーと金澤も1軍に合流して、それぞれ、スタメン、代走として出場機会かありました。
オギノタカシ、菅野はオープン戦実績で当確と思われますが、カクナカ、カトショーが加わると一人はハミ出ることに。
キャッチャーも、このタイミングでの金澤の昇格は、ベテラン別格扱いとして捉えるのが正解か分かりませんが、柿沼あたりはお尻に火が付く思いでしょう。
1回表、マリーンズは、ジャスト3人、ジャスト6球で攻撃を終了。
本日の“省エネ野球”を大いに予感させる立ち上がりです。
カクナカの初打席は、カスアタリのセンターフライでした。
トガメは、カーブがいいですね。
我らが先発は、イシカワ。
富山での凱旋登板のためのローテーションを球団がアレンジしようとしても、相変わらず煮え切らないコメントで、営業担当を泣かせています…。
営業現場がマジギレしてもおかしくないような、この温度差は、キャラだから、と言われても、組織としては本当に困りどころです。
イシカワのネガティブ・コメントは、外出しには“改ざん”が必要かもしれません…。
マウンドに上がれば、薄暗い西武ドームでも、「イシカワ体操第1」「第2」「第3」と、両腕やお尻をフリフリして、調子は良さそうです。
初回はボールが高いイシカワ。
ここぞと打ちまくる西武打線は、レフト・カクナカ方向に3連打。
カクナカはその中で大飛球をファインプレー・キャッチするシーンもありましたが、ジャンプ一番から着地した瞬間に背中と腰がフェンスに激突。
悶え苦しみつつ立ち上がり、プレー続行も、途中から退くことになりました。
最悪の事態ではないようで、明日の出場は様子を見てから、とのこと。
当ブログで何度も書いていますが、「カクナカの成績=チームの成績」くらいのキーパーソンですので、なんとか無事であることを祈ります。
2回のイシカワはコントロールが安定して、セカンドゴロ、おかわりクンを見逃し三振、今年も打席での間が長すぎて迷惑な栗山をセカンドライナー、と3者凡退。
トガメとは性質が違う、110㎞台の大きなカーブが効いてきます。
2回のおかわりクン、4回の山川は、そのカーブをただただ見逃すばかりの三振。
マリーンズが散々痛い目にあわされてきた西武の新旧あんこ強打者に、バットを振らせず三振をとるなんて、なんて気持ちよいシーンだったことか。
この2つの対戦は、イシカワ史上永久保存版にしたいくらいでした。(オープン戦じゃなければ、本気で保存版!)
このイシカワのカーブ、略して“イシカーブ”は、打たれても、最大でゴロヒットまで、の絶対の安心感さえ。
シーズンに向けて、ますます精度を高めてほしいです。
一方、マリーンズ打線は序盤、ゲッツー祭りで、省タイム。
ゴロ・ゲッツー、ライナー・ゲッツー、バント失敗ゲッツーと、メニュー豊富でお客様を飽きさせません。
マリーンズが5回までにトガメに投げさせたのは、たったの45球。
省エネ野球で、レッツ省タイム。
栗山がバットを振ってもないのにイチイチ打席を外してグローブのテープを外して留めなおす、あの忌ま忌ましい時間稼ぎの穴埋めを、マリーンズ打線が我が身を犠牲にして、率先して行います。
後半戦も、今日は正直、見どころが無く…。
そりゃあ、2安打ですから…。
カトショーにヒットが出たのは、外野活性化に直結する、いい刺激にはなりました。
8回に登場したシェッパーズはコントロールも良くなり、カーブなど変化球のキレも良く、もちろん真っ直ぐにも力があります。
長身から投げ込む角度のあるボールは、それだけでかなりの武器になります。
1イニングを、被安打1、奪三振2で完了します。
9回を投げた益田が四球を2つも出したことと比べると、シェッパーズのほうが安定感があるという判断になりそうです。
明日は全国的に雨模様で、千葉も試合開始予定時刻には降水確率90%だそうで、ちょっと厳しそう…。
となると、金曜日からのナゴヤドーム3連戦が、本当に貴重な最後の実戦調整になります。
カクナカの状態も気になるし、藤岡ユーダイの状態も気になるし、内は大丈夫かなと気になるし、外国人打者は2軍スタートなのかと気になるし、心配はつきません…。
今はとにかく、「サンテンサンゼロ」(3.30)の勝利を目指して。
ファイティン!マリーンズ
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