とても悲しいことではありますが、現実として子どもの自殺のニュースなどを目にすることがあるかと思います。
中でも、子どもの自殺してしまう一番多い日があることを知っていますか?

18歳以下の子どもの自殺を調査したところ、特に8月末から9月上旬は増加傾向がみられます。
これは、夏休みなど学校の長期休業明け直後に自殺が増える傾向があるというということです。

特に気をつけるべきは、9月1日です。
9月1日の日別の自殺者の集計を見てみると100人を大幅に超えていて131人。
これは他の日と比較してダントツに多い人数になります。
楽しかった夏休みが終わってしまい、「今日から学校だ」と思って億劫になったり、心身ともに不安定になってしまうことが原因に挙げられるかと思われます。
このように夏休み明けに自殺してしまう子どもが圧倒的に多いようなのです。

大切な子どもたちを自殺に追い込まないためには、普段から、“子どもの見守り”“や“子どもから相談を受ける”ことが大切だといわれます。
その際は、できれば早めにSOSに気づいてあげたいものです。

ではポイントとして、どのような要因が自殺につながってしまうのか。
今回は、東京都教育委員会の資料をもとに、自殺の危険因子を8つお伝えしたいと思いますので、ぜひご覧ください。

(1)自殺未遂歴がある
自殺未遂は、中でも最も重大な危険因子といえます。
過去のおこないは冗談半分であったり、未遂で終わったかもしれません。
ですが、その後、適切なケアが受けられないままでいると、同様の行為をそのまま繰り返して自殺が現実のものになり、取り返しのつかないになる危険性が高まります。
リストカットなどの自傷行為なども、手厚くケアすることが必要です。

(2)うつ病などの心の病がある
思春期以降の自殺の背景には、大人のように深刻な心の病が存在する場合が多いようです。
うつ病だけでなく、実在しない声が聞こえるなどの幻聴、妄想、会話の内容がまとまらなくなるなどの症状があらわれる統合失調症にも注意が必要です。
その他、生活習慣の中からも極端に食欲が低下した、逆に激しく大食いをする、食後におう吐するなどの摂食障害も気をつけましょう。
このような場合は、専門家による治療を受けることが大切です。

(3)周囲からのサポートが十分に得られない状況にある
子どもの“孤立”は要注意です。
転校が多い、友達がいない、親が病気だったり、離婚して適切な養育を受けられないなど親が不在の経験をしている子どもは孤立しがちになるようです。
このような場合は、学校を中心にサポートしてもらう必要があるでしょう。
もしも「これは!」という状況が生じたら、周りに遠慮せずに、子どものために積極的にサポートを受けるとよいでしょう。

(4)いじめなど心の悩みがある
子どもが成長するにつれて、学校をはじめとするクラスやクラブ、塾の友達からでも受ける影響は多大です。
時には親の影響に勝ることもあります。
万が一、その友達からいじめられたり、無視されたりといった悩みで心は深く傷ついてしまっているかもしれません。
ほんの些細で小さなことからでも自殺につながりかねない危険性があります。

(5)喪失体験がある
喪失体験とは、自分にとってかけがえのない存在や意味を失うことです。
家族や親しい人との別れなど個人的な関係の喪失、学業成績の低下やスポーツでの挫折、転居や親の離婚などさまざまです。
大人にとっては大したことがなくても、子どもは苦しんでいる場合がありますので十分な理解が必要です。

(6)事故を繰り返す傾向がある
これまで問題行動がみられなかった子どもが、突然事故やけがが多くなったり、年齢相応に分の安全を守れない行動が目立つようになった場合は要注意です。
これは無意識に自己破壊傾向があらわれていることもあるようです。
本人や家族は、
「またケガした」
「最近多いわね」
と軽く済ませてしまうことが多いようです。
しかし、事故やけがを防ぐ行動がとれない、医学的な指示を無視する子どもについては自殺の危険がないか気をつける必要があります。

(7)他者の死の影響を受ける
家族など精神的に強いつながりをもっていた人の死は、心に大きな影響を及ぼします。
この影響は人だけでなく、可愛がっていた最愛のペットなども該当するでしょう。
それだけでなく、有名な歌手や俳優の自殺が、連鎖的に複数の子どもの自殺を引き起こす“群発自殺”が発生することも知られています。
子どもが大好きな人の自殺や事故死をマスコミが大々的に報道し、それに動揺している場合は危険です。
自殺につながりかねないかもしれないと考えてケアが必要です。

(8)虐待を受けた経験がある
心理的、身体的あるいは性的な虐待を受けた経験がある子どもは、自尊感情が健全に発達できていないおそれがあります。
そのため、簡単に抑うつ的、自己破壊的になり、自殺につながるケースが存在します。
虐待をうけたことについて誰にも相談できず、一人で悩んでいることもあります。
子どもが発するサインに気づいたら、丁寧に話を聞き、子どもの気持ちを受け止めてあげることが大切です。


私自身もこの中の東京都教育委員会の資料項目でいうと、4つは該当していました。
自分でこの内容を書いていて、
『ん?これって自分にも当てはまっていたじゃん』
なんて思ってしまいました。
特に小中時代は暗黒時代といっても過言ではなく、下手をしたら命を絶っていた可能性も否定できません。
だからこそ、今お困りになっている子どものことを誰よりも理解したいし、理解してあげられると思っています。

今何かに困っているのならば、特段私でなくても身近の誰でも構いません。
誰かにSOSのサインを出してください。
厚生労働省や文部科学省などでも、子どもの自殺を予防するため、子どもとその家族に向けて困ったときの相談窓口を用意しているようです。

私はこれからも家庭教師として、お子様に勉強を教えて勉強をできるようにすることはもちろんです。
ですが、それだけではなく、本当に困っているお子様に寄り添うことを心がけていきます。
どうか、どんな些細なことでも構いませんのご相談ください。



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