」
「本当です
」
「あ
母ちゃん
」
「母ちゃん ちょっと来て下さい
」
＜なになに？ ＞
「僕の部屋がジャングルになっています
」
「昨日病院に行っている間に 何したんですか
」
母ちゃんも一緒に病院へ行ってたよね？
「そうですけど…
」
キョン太が帰ってから ジャングルにしたんじゃないんですか？
「そうだったかなぁ？
」
じゃあ 考えていて下さい
＜あっ 母ちゃんが逃げた
＞ さて キョン太は去年よりもずっと調子が良く
ご飯もしっかり食べています
でも まだ走り回るまではいかないので
何やら物足りないのは このお二方
「お兄ちゃん なんか暇ですねぇ
」
「そうですか？ 獏は静かで良いですけど
」
「チャミが遊んであげましょうか？
」
「僕は大丈夫ですから
」
「せっかくチャミが親切に言ってあげているのに
」
「あ～あ お兄ちゃんもお姉ちゃんも…
」
「やっぱり僕が居ないとダメですねぇ
」
「お兄ちゃん 明日からまたキョン太と遊べるみたいですよ
」
「ニヤッ
」
小太郎… チャミと遊んで方が良かったかもね
おやすみなさい
