悪条件での課題
2018年 05月 12日
天気は急速に回復しましたが、今週末のウェザーは下り坂なので、昨日飛びに行きました。BILPMAPは悪いコンディションでは良く当たるみたいで、思った通りの空でした。
前日はしっかり雨が降り、TOPは3500ft、フルーで南風。やる気が起きないモードですが、南風は午後から強まるので、スロープ(リッジ)ソアリングには適した条件です。 贅沢は言ってられません。梅雨入りまで少しでも飛んでおきたい。単座で飛んでいると、どうしたも楽をしてしまうので、苦手を克服するには、良いチャンスです。ビッグディだけがグライダーではないのです。
ブルーです。11時半テイクオフ。筑波山の斜面をひたすら磨きます。単独峰として、筑波山は360度に対応した斜面があるので、その日の風向きによって上昇率が良い部分を捜します。
新緑の葉っぱが勢い良く揺れている斜面が狙い目。
山岳飛行の鉄則は、エアスピード管理です。山の乱流に吸い込まれないために100km/sはキープ。
斜面にどれだけ寄れて、安全な旋回が出来るか、練習です。
登山客に脅威を与えないクリアランスを保ち、ゲーブルカーのワイヤーにも注意しながら、効率のよい斜面を飛行します。
予想通り3500ftを獲得するのが限界だったので、加波山、風車方向へ移動。風車は勢いよく南西方向を向いて回ってます。下にある石切り場は定番のサーマル発生ポイント。
リフトはあるけど、荒れていてなかなか高度を獲得できず、3000ftで平野へ移動です。
田んぼの水面がキラキラとキレイです、が上がらない。
それでも、ピンポイントにサーマルは発生しています。5月の日差しは強いですからね。でも高度は1500ft。滑空場から近いので、問題ないのですが、集中したセンタリングが求められます。
この日は、南風によってサーマルは流されていました。そんな条件下で、サーマルをサーチして粘る練習。
空気は乾燥しているので、キャノピーの中はそれほど暑くなくて、じっくりと3時間30分粘りました。
無駄ではないソアリングでした。低高度からリカバリーした時は、うれしいですしね。
クーリングシステムを模索中です。まだまだ問題外ですけど。
相変わらずLiveTrack24でリアルタイム配信してますし、筑波山ライブカメラ(←リンクします)でも、監視されちゃってますから、今後もマイペースでオープンに飛んでます。
by kzkwglider
| 2018-05-12 04:58
| ソアリング日記
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