旅行の楽しみの一つは本。
家にいると、色々やりたいことが多くてなかなかゆっくり本を読まないので、何を持っていって読むかを選ぶ段階から楽しみです。
最近はキンドル1つで収まるので、まだ読んでない本もいっぱい抱えているけれど、だいたい旅行用に2、3冊ダウンロードしておきます。

そして空港の書店！宮崎空港の書店はスペースも小さいですが、意外と充実していて好きです。郷土本も厚いし。

今回、見つけたのは「黒霧島物語」。鹿児島の出版社の郷土本かな、と思ったのですが、なんと出版元は日経BP。スジモンやん～。


著者の馬場燃氏は、日経記者で、鹿児島支局時代、焼酎ブームを取材したとか。

この手の本は、どうしても創業者の立身伝的なものになりがちなのですが、さすが日経。焼酎業界、ひいてはビール・酒造業界全体に目配りしながら、経営的な視点で俯瞰していきます。

私はあまり焼酎を飲まないので、麦から芋への転換、芋焼酎が匂いが少なく飲みやすくなった、など、知らないことが一杯～。

だいたい、村おこしの関係で五ヶ瀬や椎葉に少し縁があったので、宮崎で焼酎というと雲海酒造、と思っていました。


今回、バレンタインの黒霧島チョコを買って、ブログに書くために集荷量日本一の記事を調べなおしていて、

「黒霧島」などのブランドで知られる霧島酒造（都城市）が全国的に売り上げを拡大させていることが主な要因とみられる。

とあり、霧島酒造ってみやこんじょうだったんだ、と初めて知った次第。

 

山あり、谷あり。営業・企画にも目配りしていて、興味深い内容でした。

お試しで黒霧島200ミリリットルカップ買ってみたのですが、あまり焼酎慣れしていないせいか、まだ少し重たかったな。

正月以来、よほど焼酎づいているようで、宮崎空港売店の、いつもは近寄らない焼酎コーナー（試飲をやってる）にも立ち寄りました。
いや、ちょうど「黒霧島物語」買ったので、黒霧島の試飲ができないかと…。

近くには木挽ブルーのディスプレイスタンドもあり、「九州限定」の文字が…。限定やったんか～


どうも酒造の人が当番制で自蔵の焼酎の試飲をやっているようで、たまたま、ご近所、加江田の落合酒造場が当番でした。

以前から加江田という名前の酒があるのは知っていたのですが、なかなか県内の酒売り場でも目にすることがなく、昨年、デパートの試飲で初めて見かけて試飲、近所の酒屋で扱っているとは聞いていたのですが...。先日、その酒屋に行ったとき、「加江田という日本酒あります？」と聞いたら、「あれは焼酎ですよ」と…。
10年ほど前に同じ市内から引っ越してきたとのことでした。


「酒弱いですから、ちょっと舐める程度で」と加江田や竃猫（へっついねこ。間違えてカマドネコと連発してしまった…）を味見。猫のイラストがかわいくて竃猫をジェジュンへのプレゼント用に買ったのですがね～。酒を飲まない兄貴の元へもらわれていきました～。

 コンサートでジェジュンが吉四六語ってました…。友人の一人が吉四六しか飲まないそうで。
「最初は水割りで、酔いが回ってきたらロックで」
って、それってフツー逆じゃないのか？