呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

呉かみしばいのつどい4月例会

2017年04月24日 | 呉かみしばいのつどい例会
偶数月の第3金曜 9時30分〜12時30分くらいまで
呉かみしばいのつどいの例会を開催しています。

場所は、呉のつばき会館401号室 参加費100円です。
どなたでも、お越しくださいマセ。
出入りも自由です。

4月例会は、21日でした。
今回は、春の作品を中心に積極的に、演じ合い、学び合いました。


『ロボットロボののぼりぼう』脚本 古田足日 画 田畑精一 (童心社)
作品を観た後、紙芝居文化の会発行の通信の、古田足日さんの追悼号から
作品に込められたものを読み合いました。
「子どもは子どもによって育つ」をテーマに、呉かみしばいのつどいで講師を務めてくださった道山由美さんが書かれた文章です。
(紙芝居文化の会については、こちらからポチッと


『かりゆしの海』脚本・画 まついのりこ 写真 横井謙典 (童心社)
小学生と中学生を持つお母さんに演じていただきました。
これまでもこの『かりゆしの海』に込められた、平和への祈りに共感してこられた方でしたので、清らかな声が、観る人の心にまっすぐ響き染み込む演じ方でした。
涙があふれそうになりました。
若い人に演じてもらったことで、『かりゆしの海』を次の世代に手渡していくことの大切さを感じました。




『ばあちゃんのちゃいろいて』脚本・画 よこみちけいこ (童心社)
呉市在住の絵本・紙芝居作家 よこみちけいこ先生の作品です。
3歳の女の子が、図書館で選んだのがよこみちさんの作品だったそうです。
「今日は、しっかり練習してきてね!」と言われてきたそうですよ
かわいいな〜〜
同居しているばあちゃんと孫の、いつもの暮らし中にある、あたたかい一コマです。
核家族が多くなって、ばあちゃんと孫の暮らしって、こんなのかな〜
昔はこんなだったのかな〜〜と、羨ましいような気持ちになります。
おばあちゃんも、昔のおばあちゃんですが、なんだか懐かしさがこみ上げてくる素敵な紙芝居です。




『つばめのおやこ』脚本 国松 俊英 画 駒井 啓子 (童心社)
つばめがやくる季節になりましたよ。
こんな紙芝居はいかがでしょうか?
生まれたひながかわいくて、子どもたちもつばめに興味を持つでしょうね。
つばめのひなが口を開けている時を見たことがあるけど、口を閉じているのは初めてとの声が上がりました。。。なるほど〜〜
いろいろな話しがでるのも、コミュニケーションがとれますね。




『ひゃくまんびきのねこ』原作 ガァグ 脚本 高橋五山 画 川本哲夫 (童心社)
絵本『100まんびきのねこ』を幼児紙芝居の生みの親、高橋五山が脚本した作品です。
紙芝居は、おじいさんとおばあさんの牧歌的な感じを、ゆったりした会話と、黄色と薄い緑を基調にした画が包み込むようにながれます。
最後の1匹のネコに絞られるところが、紙芝居では竜巻によります。
絵本も読んでみてねと、手渡せる紙芝居ではないかな?
敬老の日のあたりで演じるのはどうでしょうか?と意見が出ました。
演じられた方が、ゆっくりゆっくり、おじいさんとおばあさんのテンポを崩さず演じられたのが凄く良かったです。




『ぱん ぽこぽん』脚本 矢代貴司 絵 ひろかわさえこ 監修 佐々木宏子 (童心社)
0・1・2歳 あかちゃんかみしばい いっしょに こんにちは(全7巻)の1作品です。
紙芝居文化の会の創作講座に参加された方のデビュー作品です。
子どもが大好きな音と手を動かして、さあ一緒に「ぱんぽこぽんぱんぽこぽっん
楽しい楽しい〜〜
監修された、佐々木宏子(ささき ひろこ/鳴門教育大学名誉教授)の書評と7巻はこちらからご覧いただけます。
ポチッと



『ふうたのはなまつり』原作 あまんきみこ 脚本 水谷 章三 絵 梅田 俊作 (童心社)
今の時期にピッタリの作品です。
あまんきみこさんの世界を、水谷章三さんの脚本でとても紙芝居ならではの世界観になっているな〜と、うっとりする紙芝居です。
人間の子どもたちがかぶっているレンゲのはなかんむりを、お母さんに作ってもらったふうた。
大喜びしてでかけますが、、、はなかんむを編めない女子にあげる〜〜って、
う〜〜ん甘酸っぱいのです。画がいいんですよ。
そしたら〜〜〜女の子は。。。
ぜひ、手に取ってみて演じてください。
絵本は、ふうたのシリーズがありますね。ポチッと
こちらを読むきっかけになると嬉しいですね


4/30(土) 11:00〜
麦わらぼうしこども園での「れんげ畑で遊ぼう会」で紙芝居を演じますよ
もちろん『ふうたのはなまつり』も『ぱんぽこぽん』来てね〜〜



『たうえにいったよ』脚本・画 よこみちけいこ (童心社)
はい、こちらも呉の星よこみちけいこさんの紙芝居です。
今の季節にピッタリ。
田舎のおばあちゃんの田植に来た、お姉ちゃんと弟の初体験の田植。
ぐにゅぐにゅする田んぼ、結局どろんこになっちゃったのは弟君(笑)
しっかりお手伝いしたから、お腹がすいたぁ〜
おにぎりが入ったお弁当が、画面いっぱいにジャ〜〜ン
この画、大好きです!!ゆっくり抜いて美味しそうなお弁当をみせると、みんな「わ〜〜っ」て。
今植えた苗が、お米になるの??
お米一粒一粒、大事にしようって、自然と思える紙芝居です。
やっぱり、おばあちゃんは昔の懐かしい〜おばあちゃんでステキですよ。
毎年この時期に引っ張りだこになる紙芝居です。
早めに、図書館にお問合せ下さいね。



その他、
『おたまたまごろう』脚本 金山美沙子 画 若山憲 (童心社)
『はるだよおきて』脚本 千世繭子 画 あべ弘士 (童心社)
『あげはのルン』脚本・画 得田之久 (童心社)

春は素敵な紙芝居がいっぱいですね







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