Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

再考察ルツェルンの宿

2018-04-09 | 雑感
二月前にルツェルンの宿を取った。新たに八月の計画を練っていると、二泊しなくても一泊でも十分だと思った。そこで調べてみると、二泊よりも若干安い部屋代で一泊可能な良いホテルが見つかった。予約しておいた。一泊90ユーロ超えであるから決して安くはない。それでも市街地から数キロ圏内のハーロウの高台にある。市内よりもよいのは駐車場が無料なことと景色が良く、静かなことだろう。

朝食を付けると14ユーロほど高くなるが、初日のベートーヴェンの七番の後、アンコールがあってもまだまだ遅くないので、市内で食事をしてから若しくは時間によってはホテルに帰宅後にゆっくり食事をしてからベットに入れる。そしてチェックアウトを11時にするまでゆっくり就寝可能だ。空調も付いているようだから朝寝には困らない。

つまり郊外で二泊するよりも、高価なスイスの食事を二回に限る方が明らかにスイスに落とす金を節約可能となる。スイスは脱脂綿の様にどのような金でも吸い取るような伝統的システムになっているので、滞在期間を短くするのが一番安全だ。上手く行けば、二日目のフランツ・シュミット交響曲4番の後でアンコールがあっても、翌午前一時までに帰宅可能だろう。スピード違反さえ気をつければいいのだ。

来週木曜日と金曜日に放映される同プログラムのお勉強をするつもりだが、中々体調がそれを許さない。まだまだ胸がぜーぜーして落ち着かなく、気力も充実しない。微熱傾向も変わらない。土曜日に皆がTシャツでバーベキューをしたりビキニで陽を浴びていても私は室内で毛のセーターを着て膝から下に寒気を感じていた。特に夕方になると疲れと共に微熱も感じて、食事こそしっかり食べたがまだまだ弱い。結局就寝前に再び解熱剤を服用した。中々投薬を止めれない。

金曜日は欧州中での映画館でフィルハーモニーからの演奏会が中継される。試しに最も近所の映画館の入場料金を調べてみた。8ユーロほどである。自宅で見るためには9ユーロ以上いるのでそれよりは安いが、車で行かなければいけなかったり駐車料金を考えると合わない。平素から映画館に通っている人にはいいのだろう。そのためか、送られてきた絵葉書にはワンのパンツから出ている足が写っている。こういうのはとても販促力があるのは当然だ。その反面、ルツェルンのコンサートの券は今でも余っている。まだまだラトルなどに比較すると知名度が低いという事なのだろう。それでも音楽祭初日のランランのコンサートはまだ完売していない。いわばランランがカムバックするかどうかは分からないでも購入する熱烈なファン層というのは数が限られるのだろう。一方来年のバーデンバーデンのランラン公演の平土間は一席を除いて完売している。

日曜日の晩はフォラデルフィアからの中継を聞いてみる心算だ。指揮はナゼ・サガンで、その才能も限界も分って仕舞ったのだが、それでもライヴァルのクリーヴランドやシカゴと比較してどれぐらい違うのか確かめてみたいのだ。ムーティ―指揮よりもよくなる可能性はあるのだろうか?



参照:
ワイン蔵の温度変化 2018-03-01 | ワイン
演奏会発券当日の様子 2018-03-07 | 雑感

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