小2の息子・ミドリは、アレルギー持ちです。
今は、ナッツと魚卵を除去してます。
卵は数値が下がってきたので、少しずつ慣らしているところ。
小学校でも給食で除去をお願いしています。
加えて少しアトピーの症状もあり、耳の下やひじ・ひざの内側、首の後ろなど、
お決まりのところがカサカサしがち。
なかでも、特にひどいのが指なの。
カサカサを通り越して、ときには血がにじむほど。
毎日の手洗いはもちろん、ただの水がかかっただけで、しみて飛び上がることも。
先日、「いつもかゆくて、かわいそうだね。早く治るといいね~。」と言ったところ、
「えっ!みんなはかゆくないの?
ぼくは、いつもどこかかがかゆいから、みんなもそうかと思ってた!」
と驚かれました。こっちこそびっくりだぜ!
聞けば、いつも常にどこかがかゆいから、かゆくない状態がわからないとのこと。
「でも、生まれたときからずっとかゆいから、けっこう平気。
ぼくのお友達みたいなもんだよ!」 だって。
不憫や~(涙)。
冬はただでさえ乾燥するからねー。
秋冬は、肌の調子が悪いことが多いのですが、今年はお薬が合ったのか、
意外にいい感じ。指のカサカサもあまり出ないのです。
年齢的にも大きくなってきて、少し改善されたのかな?だといいんだけど。
ところが、そんなハハの喜びに反して、哀しんでいるのがミドリ。
「かゆいのブラザーズが消えちゃうの、やだ!ずっと一緒だったのに!」
え、なによ?かゆいのブラザーズって?
「ずっと一緒だったから、仲良しのお友達みたいだったのに。かゆいのが消えちゃうと
なんかさみしいよ。3人のかゆいのさんがいたのに、もうあとひとりになっちゃったよ。
お別れしたくないよ~!」
などと言うミドリ。そして本当に涙をぽろぽろこぼして泣くミドリ。
あら~。
知ってる。こういうの、よーく知っています。
長女のムラサキもそうだった。
あの子は、「いたいのいたいの、飛んでけ~」で号泣していたっけ。
あれはたしか年少さんのころ。
いたいのさん、飛んで行っちゃいやだ!自分のところにずっといていい。
ムラサキはずっと痛くてもかまわないから、ムラサキの頭に住めばいい!と言って、
いたいのさんを飛ばさないようにしてたんだ。
ムラサキはお別れ系のことにとても弱い、センチメンタル・ガールだったので、
枯れ葉を見ては泣き、雪が溶けては泣き。
壊れたおもちゃなんて捨てられず、果ては自分のウ〇チさんとのお別れにも涙するような子であった。
そっかぁ。ミドリもけっこうおセンチ少年だったのね〜。
そこはきっと、とってもすてきなところなんだよ。
お仕事を終えたかゆいのさんを、みんなが優しく出むかえてくれるの。
『おつかれさまー!』『おかえりなさーい!』ってね。
楽しい公園もあるよ。
すべり台、えーっと、らせんになっててクルクル回りながら滑ってくるような、
おもしろいのがある。あと、お砂場やブランコも。木登りできるような木もある。
えーっと、あとねポニーにも乗れるんだ。
お友達もたくさんいるから、かゆいのさんたちは全然かわいそうじゃないよ?
安心して!」
だが、まだ泣き止まないミドリ。
チッ、ポニーまで出してサービスしたのに。
しかたがないから、さらに強化。
「えっと、デズニー的なランドもあるんだよ、『かゆいのランド』!
楽しいライドとか、かわいいキャラ、うんと、かゆーマウスとかがいてね・・・。」
必死におセンチ・ブロックを試みるハハを見て、ムラサキが爆笑していた。
あー。
あんたも、大人になったんだね。
今は、ナッツと魚卵を除去してます。
卵は数値が下がってきたので、少しずつ慣らしているところ。
小学校でも給食で除去をお願いしています。
加えて少しアトピーの症状もあり、耳の下やひじ・ひざの内側、首の後ろなど、
お決まりのところがカサカサしがち。
なかでも、特にひどいのが指なの。
カサカサを通り越して、ときには血がにじむほど。
毎日の手洗いはもちろん、ただの水がかかっただけで、しみて飛び上がることも。
先日、「いつもかゆくて、かわいそうだね。早く治るといいね~。」と言ったところ、
「えっ!みんなはかゆくないの?
ぼくは、いつもどこかかがかゆいから、みんなもそうかと思ってた!」
と驚かれました。こっちこそびっくりだぜ!
聞けば、いつも常にどこかがかゆいから、かゆくない状態がわからないとのこと。
「でも、生まれたときからずっとかゆいから、けっこう平気。
ぼくのお友達みたいなもんだよ!」 だって。
不憫や~(涙)。
冬はただでさえ乾燥するからねー。
秋冬は、肌の調子が悪いことが多いのですが、今年はお薬が合ったのか、
意外にいい感じ。指のカサカサもあまり出ないのです。
年齢的にも大きくなってきて、少し改善されたのかな?だといいんだけど。
ところが、そんなハハの喜びに反して、哀しんでいるのがミドリ。
「かゆいのブラザーズが消えちゃうの、やだ!ずっと一緒だったのに!」
え、なによ?かゆいのブラザーズって?
「ずっと一緒だったから、仲良しのお友達みたいだったのに。かゆいのが消えちゃうと
なんかさみしいよ。3人のかゆいのさんがいたのに、もうあとひとりになっちゃったよ。
お別れしたくないよ~!」
などと言うミドリ。そして本当に涙をぽろぽろこぼして泣くミドリ。
あら~。
知ってる。こういうの、よーく知っています。
長女のムラサキもそうだった。
あの子は、「いたいのいたいの、飛んでけ~」で号泣していたっけ。
あれはたしか年少さんのころ。
いたいのさん、飛んで行っちゃいやだ!自分のところにずっといていい。
ムラサキはずっと痛くてもかまわないから、ムラサキの頭に住めばいい!と言って、
いたいのさんを飛ばさないようにしてたんだ。
ムラサキはお別れ系のことにとても弱い、センチメンタル・ガールだったので、
枯れ葉を見ては泣き、雪が溶けては泣き。
壊れたおもちゃなんて捨てられず、果ては自分のウ〇チさんとのお別れにも涙するような子であった。
そっかぁ。ミドリもけっこうおセンチ少年だったのね〜。
でもねハハだって、そんなムラサキと、今までがっぷり付き合ってきたのよ?
このくらいのことじゃ動じないわ。さぁ、ハハの技を見るがいい!
「ミドリ?かゆいのさんはね、消えてなくなるわけじゃないの。
かゆいのさんは、ミドリの指から消えたあと、『かゆいの王国』に帰るだけなんだ。
うん、王国だから、当然王様もいるだろうね。かゆいの王、かゆ王とかいうのかな?
このくらいのことじゃ動じないわ。さぁ、ハハの技を見るがいい!
「ミドリ?かゆいのさんはね、消えてなくなるわけじゃないの。
かゆいのさんは、ミドリの指から消えたあと、『かゆいの王国』に帰るだけなんだ。
うん、王国だから、当然王様もいるだろうね。かゆいの王、かゆ王とかいうのかな?
そこはきっと、とってもすてきなところなんだよ。
お仕事を終えたかゆいのさんを、みんなが優しく出むかえてくれるの。
『おつかれさまー!』『おかえりなさーい!』ってね。
楽しい公園もあるよ。
すべり台、えーっと、らせんになっててクルクル回りながら滑ってくるような、
おもしろいのがある。あと、お砂場やブランコも。木登りできるような木もある。
えーっと、あとねポニーにも乗れるんだ。
お友達もたくさんいるから、かゆいのさんたちは全然かわいそうじゃないよ?
安心して!」
だが、まだ泣き止まないミドリ。
チッ、ポニーまで出してサービスしたのに。
しかたがないから、さらに強化。
「えっと、デズニー的なランドもあるんだよ、『かゆいのランド』!
楽しいライドとか、かわいいキャラ、うんと、かゆーマウスとかがいてね・・・。」
必死におセンチ・ブロックを試みるハハを見て、ムラサキが爆笑していた。
あー。
あんたも、大人になったんだね。
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