帷子(かたびら)川にさしかかったとき、どこからか踏切の音がしていました。
高架ばかりのところなのに、いったいどこからだろうと思ったら、あった。
はいここ。
橋を渡ってすぐのところに一つ発見。
地上に降りた京急本線の踏切でした。
赤い電車はそのままJR根岸線の高架をくぐります。
その高架を見上げると、やってきたのはJR横浜線。
横浜と東京・八王子を結ぶこの路線、この辺りでは根岸線の線路を借りて延伸運転をして桜木町まで直通しています。
ダイヤによってはさらにその先まで行ってるのもあるとか。
横浜線は東急田園都市線の旅をしているとき、横浜市の北の方で出会ったことがあります
横浜アリーナに行きたいときは、この横浜線に乗り換えて新横浜駅まで行きます。
やがて駅前の高島屋が見えてまいりました。
大都会にきたな~。
でも少し離れると一戸建ての住宅が並ぶご町内もあったりします。
商業するところと住むところ、メリハリ効いてます。
画像には横浜中央郵便局が写ってます。
大都市・横浜の中心になる郵便局ということでしょうか。
道中見かけた小さな郵便局たちの親元ですなっ。
もう一部の路線のホームがすぐそこにあるようす。
京急線は一番北側に飛び出ている並びなのでまだ見えない。
でも電車は徐行です。
そういえば、この川は何だっけな?
この辺り、水路が入り組んでいるのでわかりにくいのです。
前日の川のところには立て看板の表示を見つけたのですが、こちら側は忘れた~~。
地図で見ると二つの川は水路としてつながってるようなので、同じ川の支流かもしれない。
とりあえず、橋の名前はわかりました。
万里橋というそうな。
このあたりは駅から見ると「みなみ東口」という場所らしい。
この方面にシュウマイの崎陽軒の本店があるそうな。
横浜といえば崎陽軒(きようけん)と言われる、有名なお弁当&お土産でございますなあ。
以前にGLAYのライブ遠征で日帰りで名古屋へ行ったことがあったのですが、帰りの新幹線の車内販売でシュウマイ弁当が売られていて「ああ、関東に戻ってきたなあ」と、妙に感激した思い出があります。
ビジネスとかでよく新幹線に乗る人には当たり前の光景でしょう。
さーて、そろそろ駅舎が見えてまいりましたよ。
じゃ~ん!
ついに横浜駅に到着でございます。
この京急線の旅を始めた当初、目安の一つとしてこの駅を設定していました。
世界にも名をとどろかす大都市・横浜の名前を冠した巨大ターミナルですよ。
私が言わなくてもたいていの人が知っている偉大なる駅です。
入口がたくさんあるので、利用者さんでもこちら側を見たことがない人もいるかもしれませんね。
当ブログではテーマ「駅」の「桜木町駅」の回でも書いたことがありますが、この横浜駅は3代目です。
歴史でも有名な初めての鉄道開通時の「新橋ー横浜間」の「横浜駅」は現在の桜木町駅の位置にあり、明治5年の開業です。
文明開化の中心地のひとつであった横浜は以来、目覚ましい発展を遂げました。
関東大震災や横浜空襲など、多くの不幸で焼失したり大被害にあったりもしましたが、そのたび復活して現在も日本の主要ターミナルとして活躍しています。
一部、間違えている人がいるようですが、横浜駅には新幹線はありませんよ~。
ここからJR横浜線で「新横浜」まで行ってください。
ちなみに、初代横浜駅ができた当時、この三代目が建っている場所は海の中だったそうな。
駅前には複雑に絡み合ったように高速道路が走っています。
首都高横羽線や第一京浜などなど、駅近くにある金港ジャンクションに集まってきた道路です。
ちょうど地図があったから写してみる。
横浜駅の構内案内です。
とりあえず線路がいっぱい並んでるというところだけ察してください。
なにせ乗り入れ鉄道会社は日本で1番多く、合計6社もあります。
1日平均乗降客数は220万人ほどで、年間乗降客数は8億400万人くらい。
世界で5位になる数だそうな。
ちなみに、上位4位までも全部日本の駅、新宿、渋谷、池袋、梅田だそうな(Wikiに2014年のデータと書いてありました)
商業ビル込みの駅前入口を過ぎ、そのまま駅の北へ歩いてきました。
15両連結の車両も止まるJRが多くを占める駅ゆえに、南西ー北東へ延びている駅舎がやたら長い。
その中でも京急本線のホームはJRホームよりちょっと北にずれて飛び出た位置にあります。
お、それらしいところ発見。
画像中心の回廊になっているところあたりです。
外からガラス越しに見えた、京急線ホームの様子。
ちょうど赤い電車が止まっていました。
ここから先は湘南電気鉄道関連から、京急が最初から作っていった路線になるわけです。
京急の横浜駅の開業は京急としては遅い方の昭和5年。
なにせ最初の大師線は明治にできてますから。
当初は昭和4年に仮駅として月見橋付近に開業したそうです。
三代目横浜駅が現在の地に移転したのが昭和3年で、それから京急の工事をしていたようで、後から現在の横浜駅に京急が乗り入れた形になるようです。
京急ホームの前は、複雑に絡み合った道路たち。
ちょうど東を向きまして、この先には横浜港があります。
みなと横浜、とは言いますが、海が近くて遠い・・・。
なんも見えないではないか~。
♪ UNLOCK 三浦大知