”みぞおちをゆるめる みぞおちの裏の背骨” | 馬術稽古研究会

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従来の競技馬術にとらわれない、オルタナティブな乗馬の楽しみ方として、身体の動きそのものに着目した「馬術の稽古法」を研究しています。

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『みぞおちが緊張していると、これらの筋肉も緊張して、背骨の動きが妨げられます。

そうすると肩甲骨・骨盤・股関節・肩関節の動きが妨げられます。手足の動きが妨げられます。

その逆もあります(末端が動きが悪いと呼吸が妨げられる)。』


  というのは、乗馬でも同じことが言えるのではないかと思います。


  「いい姿勢」を意識するあまり、胸を張って顎を引いた姿勢になると、肩甲骨や背骨の動きが硬くなって、随伴の動作やハミのコンタクトにも支障が出てきます。


  ぐっと胸を張った姿勢からちょっと力をって抜いて、肩甲骨を下げ、胸を落として、顎をちょっと出したくらいの方が、リラックスした「当たりの柔らかい」随伴がしやすくなるように思います。



 これは馬も同じで、背中が緊張して反ったような状態のまま顎を引いた、『胸を張った姿勢』になると、伸びやかさを欠いた動きになってしまいます。


  馬の「みぞおち」がどこにあるのかは、よく見たことがないですが、背中を緩め、「顎を出す」ように促してやることで動きが良くなるのは確かだと思います。