5月はニューヨーク→フィラデルフィアと旅行した後に、日本に一時帰国をしていました そのため、先月はほとんどブログを更新することができませんでした・・・
今月から、また少しずつアップしていければと思います。
先月フィラデルフィアに行ったときに、私が大学生時代に一年間交換留学していた大学のキャンパスのホテルに滞在しました。
なんと、留学してから10年(!)も経ち、キャンパスを歩いていると何とも言えない、感慨深い気持ちになりました。留学を終えてから、その後3~4回ほどキャンパスに遊びに行っているのですが、改めて「10年」という節目を迎えて、懐かしくなったのかもしれません。
今回は、留学時代を少し振り返ってみたいと思います。
*フィラデルフィアの風景。留学中は寮の最上階から、夜景を見ながら勉強していました。
「今までの人生で、一番楽しかった時期はいつですか?」
と聞かれたら、私は真っ先に
「大学時代に、アメリカに一年間交換留学していたときです」
と答えます。(もちろん、それ以外にも楽しかった時期はあるのですが・・・)
それくらい、留学は私の人生を大きく変えました。一年という期間はそこまで長くないのですが、今まで海外に住んだことのない私が、アメリカで、自分の希望した大学で、英語で勉強をし、課外活動に参加し、新しい友達を作り・・・という中学生から思い描いていた夢を実現できたからです。刺激を受け、素晴らしい仲間や、財産になる思い出がたくさんでき、言葉にできないほど多くの経験をすることができました。
そして、思い返せば、留学していたときの経験が今の自分の軸になっていると、改めて実感しました。
日本で教授や友達を含めた周りの人が、疑問に思っていた学問分野をどうしても勉強したくて、留学中に興味のある授業をとったら、素晴らしい教授に出会いずっとサポートしてくれたこと
その学問分野の勉強を今でも続け、活動やイベントをしてアウトプットできていること
遂に、その学問に関係する仕事をする機会が数年前に訪れたこと
留学したときの経験があったからこそ、今の会社に就職できたこと(留学時代の経験を面接で多く語りました)
留学以降アメリカに住みたいという夢を持ち、東京オフィスからアメリカにある本社に転籍できたこと
素晴らしい友人に出会い、今でも毎年のように世界のどこかで会い、刺激を受け続けていること
英語を話し、英語で働く環境にあること
留学中と同じような環境(多様性があり、周りから刺激を受ける環境)で仕事ができていること
* Philadelphia City Hall 周辺
どれもこれも、思い返せば、大学のときにフィラデルフィアに交換留学したときの経験が軸になっていました。この経験がなければ、今の私はありません。
留学した経験は全ての土台になっています。
学生で自由なときに様々なことを吸収できたことは本当にかけがえのない経験でした。いつか自分のやりたいこと(仕事や趣味など全て含める)が、全部つながるといいな、と思っていたのですが、それが実現できた気がしたのです。
留学時代の友人の結婚式に向かっているときに、そんなことをふと思いながら、思い出のつまったキャンパスを歩いていると、感慨深い気持ちになり泣きそうになりました。