あぁ、空気が違う!
横浜!!!
しかし、アタシ、めちゃくちゃ晴れ女、
ずっと雨だった日本に、こりんご上陸とともに、カラリと猛暑 連れて来て、
9月に入って、夜から朝にかけて、ちょこっと雨が降ったんだけれど、
横浜に着くなり、快晴!
東京に宿泊した翌朝に、横浜入りしたんだけれど、
(桜木町駅から、見える みなとみらい がワクワク感を急かす。)
こう、空気が違うのよ、東京とは。
何かしら、東京よりも、海の匂いが ちょっと増す感じ。
ほら、ニューヨーク在住って言っても、所詮、田舎出身だから、空気の良さって敏感。
ホテルにチェックインまで荷物を預け、
横浜中華街にランチに行くよっ!
キタキタキタァ〜っ!
NYでのチャイニーズデリバリーとかのレストランは、本当にファストフード扱いだから、チャイニーズフードを舐めてたんだよね。
どうやら、1680円で食べ放題ってのが定番で、
でも、その食べ放題には、海老チリと小籠包が入ってなくて、それを入れると1980円で食べ放題になるってのを、大半のレストランがやってて、
あとは、時間無制限とか、何か別の差をつけて、各店が客取り合戦してた。
みんな日本語の喋れる中国人みたいで、アクセントある日本語で、
「イラッシャイ、タベホウダイ、オイシイ、ドウデスカ?」
なんか、安いキャバレーの客引きみたいで、
勘違いでチヤホヤされてる悪い気はしないサラリーマンの気分になる。(なんだそれ?)
どこのレストランも似たかよったかで、
客引きされると、もうちょっといいとこもあるんじゃないかって、他のレストランも気になり始めるよね?
ちょっと面白い客引きのおじさんがいて、
「ウチは、1680円の食べ放題に小籠包もツイテマス!
コレは、許可を得たバカリデス。
デモ、海老は、規定で1680円には入れラレナイヨ。」
どうやら、横浜中華街 食べ放題協会みたいなのがあるらしく、食べ放題は1680円と設定してあり、
海老と小籠包を含める場合は1980円にすると決められている感じ。
そう言えば、どこのレストランも海老と小籠包を食べ放題に付けると値段が変わってた。
そうだよね、これだけレストランがあって、激戦区で、規定とか作らなかったら、激安食べ放題に客が流れて、どこも値段設定をどんどん低くせざるを得なくなるもんね。
でも、この おっさんのレストランは、1680円で小籠包も食べ放題になる許可を得たらしい、(賄賂か何か贈ったのか?)
じゃあ、ここにしようかな?
と思っていたら、その斜め向かいに、煌びやかかつ重厚なレストランがあって、、
「あれ、萬珍樓じゃない?」
と妹が言った。
有名な お店らしい。
「アア、アソコは、Big3 の一つだから、カナワナイ!
本当にオイシイから、ウチは勝負デキナイ!」
じゃあ、そのBig3 だってチェックしたいよね?
でも、客引きのオッサン、そんなに素直に言っちゃっていいのか?
そのトリックは後から分かるのだが、
その萬珍樓に行ってみると、店の前には、キャバレーの客引きなどはいなく、お上品に賑わっていた。
どれどれと、店先のメニューを見てみると、
あぁ、なるほど!
ちょっと下品にも見えて来た 1680円食べ放題などはなく、
フルコースでランチにもかかわらず、お一人様 5000円とかしてる。
なんせ、単品の冷やし中華が1800円ですから、
こりゃ、観光客も迷うわなぁ、
美味しいであろうとわかってても、食べ盛り育ち盛りの子供を連れた家族旅行とかだったら、経済的に見れば、さっきのオッサンの食べ放題に戻る人だっているだろう。
子供いないし、やや老いた母を思えば、いっちょ前の社会人にもなってる こりんご、
もう食べ放題とか卒業したい。
本当に美味しいものを、適量に食べたいと思うわけですよ。
でも、冷やし中華1800円よ!
(まぁ、NYプライスで考えれば、イケるかもな。)
ウチの妹も、同じようなことを思っていたらしく、
「ここが Big 3 なら、他のBig3 と呼ばれる2店もチェックしてから決めようよ。
確か、萬珍樓、聘珍楼、景珍樓って言ってたよね?」
超腹が減りすぎて、思わず食べ放題に行きかけましたが、
やはり大人の意地がありまして、
とりあえず、萬珍樓では写真だけ〜。
で、Big3と呼ばれる、残りの ○チンロウを求め、また彷徨う。
ここじゃない?
景珍樓
Big3にしては、こじんまりした感じ、
でも、キャバレーの客引きもいないし、食べ放題もない。
あら、お手軽な飲茶定食が1680円で出ている。
飲茶には、フカヒレスープも 海老チリも 小籠包も付いている。
そこまで混み合ってないし、
じゃ、ここで即決!
店内、ガヤガヤしてなくていい〜。
観光客と言うよりは、地元の人たちって感じ〜。
お疲れ様のビール!
アタシは、ビール飲まないけど、さすが Big3、結構、いいビール置いてるって妹が言ってました。
腹が減りすぎて、最初に出て来た キュウリと蒸しチキンのピーナッツソースがけ と、海老チリ、かなり美味しかったのに、写真撮り忘れるくらい ペロリな勢いだった!
もうね、キュウリはシャキシャキ、海老はプリプリっ!
すみません、シャキシャキ プリプリ感が出てない写真ですけれど・・・
フカヒレスープで、お肌もプリプリになれと願って飲みました!
そして、このフカヒレ餃子、めっちゃ美味しかった!
ここの店、小籠包は、スープ出て来ず、そこは弱いみたい。
チャーハンは、パラパラで美味しかった。
デザートの杏仁豆腐も、ちゃんとココナッツの味がして、いかにも合成甘味料って言う嫌な甘みもなく、爽やかな甘み。
美味しいものを適量で、ちょうどいい満腹感!
これが大人よね〜。
(食べ盛り育ち盛りは、遠の昔に過ぎ去ったもの。)
満足の 景珍樓で ございました。
今や、観光ブック持ち歩かなくても、携帯で、Google一発検索 出来る時代でありがたい。
残す最後の聘珍楼は、そう遠くなさそうなので、行ってみた。
ででんっ!
なんか、萬珍樓に続いて、仰々しかったわ。
ランチを済ませたけど、ちょっと食べ歩きもしたいよね、
食事は食べ放題せず、美味しいで店で、
大人食いなら、食べ歩きも 大人食いしたい!
さっき高すぎて食べれなかった萬珍樓で肉まん、あんまん を購入。
アタシは、胡麻団子 食べたくて、どうせ食べるなら、大人食いで、
Googleで、胡麻団子の一番美味しい店をサーチしたら、
「マツコも唸らせた 翠香園の胡麻団子」
と出た。
あった〜、翠香園っ!
大人はね、5個500円の胡麻団子じゃなくて、
5個で650円を、2個260円で味わっていただくものよ!(オホホ)
と言うことで、ここでも、ハイ翠香園っ!(パチっ)
ハイ 北京烤鴨店っ!(パチっ)
なんと、帰り道に、驚異の6個360円と言う胡麻団子を発見っ!(一個60円の計算よっ!)
コレは、邪道に決まってると鼻で笑ってたら、
「これは、胡麻の部分を多く使っているから、
他の胡麻団子は胡麻の部分が少ないんだ。
だから安く出せるのさ。」
胡麻の部分を多く使ったら、普通に考えたら高くつくんじゃないの?
と思いつつ、そんなに言うなら、
高い胡麻団子と安い胡麻団子を食べ比べてみたくなって、
翠香園の一個130円の胡麻団子を、5個360円がギャフンと言わせれるのか?
ホテルに戻って・・・、
あ、今回宿泊の このホテル、近代的外見の割に、
ルームキーが、超アナログっ!
さあ、胡麻団子の食べ比べやりますよ!
6個360円(一個あたり60円)と、一個130円の翠香園 胡麻団子。
翠香園のは、うん胡麻団子、久々に食べたんで、こんなもんだよね。
ゲッ!
これ、胡麻団子じゃないっ!
胡麻団子は、こんな皮が分厚い餅じゃないのよっ!
そんなに餅を強調させたら、胡麻のテイスト台無し!
胡麻の部分が多いって、皮が厚いってことかよっ!
胡麻団子を食べたことのない母と妹は、安い方の胡麻団子の方が、餅の部分が多くて、美味しいと言いやがったけど、
それじゃ胡麻団子じゃねぇからっ!
本物の胡麻団子を知らない人は騙せても、胡麻団子好きのアタシは騙せなくってよ!
やっぱり、お金と味は比例してて安心した。
(ニューヨークでは、高いのにマズイことがよくあるから。)
マツコの意見も間違ってなかったかもな。
肉まん、あんまん、胡麻団子を、コーヒーで頂くのも、邪道なアタシたちですが、(烏龍茶にしろよっ!)
大人買いも、大人食もしたんですけど、
いろいろ学んだ横浜中華街、
ビジネス先略で、値段を下げ過ぎるのも、下品な客引きするのも、時に逆効果だなって思った。
提供するものの価値と価格って、それに比例するものだなと、
アタシも、大人食い、大人買い出来る、デキる女になったもんだと、
なんか、ちょっと違うくねぇ、こりんごさんって、突っ込みたい人の気持ちもわかりますけど・・・。
高いモノだけ食べればいいってもんじゃないのよ!
そこに楽しさがあったら、それでいいんじゃないかと。
大人食いでも、子供のような冒険心は、忘れない!
なんか、カッコよく閉めてる風だけど、
負け犬の遠吠えっぽく聞こえるのは、何故?
それでは、まだまだ横浜、続くよっ!
NYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
今回も、日本上陸スペシャルの第一弾であった、乗馬クラブオーナーで馬の調教師である、中山光右さんと、奥様のちかこさん。
世界中の馬を見て回った中山さんの、人馬一体ライフ、
三途の川を渡りかけて、馬に引き戻された体験談アリ!
ぜひ聞いてね。
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