いつからか、こんなに合理的な自分になってしまったのか?
本当に、アタシは、アメリカのニューヨークに染まってしまったんだなと。
突然、ドイツから届いた手紙。
その、一通の大切なメールに、いろんな想いを馳せる。
先日、Facebook に、見ず知らずの白人男性からメッセージが届いていたのだ!
なんともタイムリーと言うか、
ちょうど米国軍人ロマンス詐欺のブログを書いていたものだから、
見知らぬ白人男性からだなんて、もう詐欺師だと疑ってメッセージを開くのをためらった。
が、何故かわからないが、このメールはチェックするべきと直感が働き、確認してみることにした。
Hi, Kubo-chan,
This is a short Email to say “Hisashiburi.”
もう、このメッセージで、日本人好きの外国人詐欺師だと断定していた。
まず、ちゃん付け呼ばわりは、日本好きである証拠!
しかし、外国人にとったら、日本人の名前は、どっちが苗字で、どっちが名前かわからないのであろう。
ラストネームに「ちゃん」を付けてしまっている。
そして、これは、アメリカ人ではないとも思った。
This is a short mail to say...
こんな、まどろっこしい言い方を、アメリカ人はあまりしない。
要点を、先に持ってくるのがアメリカだし、
知ってる日本語を Hi の後に、真っ先に、「ハジメマシテ」を持ってくるはずだ。
ところが、なんだか、そのメールの様子がおかしい・・・。
これは、私のハズバンドのFacebookアカウントを利用してコンタクトしています。
こちらのメールアドレスに、直接、連絡していただけます。
と、Gmailアドレスがが添付されているではないか!
なに、これ、新手の詐欺か、Gayか何かかと、一瞬混乱してしまう。
すると、
Hugs from Germany,
Moon Von der Tann
(Tsukiko Oozora)
ドイツよりハグを込めて、
月子より
(日本名は、仮名です)
なんと、小中学校の同級生ではないか!
なんで、旦那様からのFacebookアカウントから連絡してくるんだろうか?
でも、この彼女だったら、疑いも晴らすような、素晴らしい同級生だったので、その疑いも90%は晴れた。
(でも、まだ10%は疑っている、だって直接本人のFacebookからじゃなかったから。)
ウチの田舎は、あまりインターナショナルじゃない町なので、
そんな、片田舎の小中学校から、ドイツに移住する人が出るなんて、あり得ないっ!(地元を見くびりやがってっ!)
でも、やっぱり彼女だったかと、納得させるほど、当時、自分らとは違うオーラが漂っていた月ちゃんだったのだ。
いや、こういう言い方をすると、ちょっとお高く止まった子と誤解されそうだが、
それもなく、普通の小学生ではあるんだけれど、一田舎者の小学生の自分が、自分たちとは違うと感じるモノがあった、
そうね、あれは、育ちの良さだったのか、才能だったのか、
中学に入ってから、彼女と仲良くなったのだが、この田舎の地域で生まれたのではない転校生だと勝手に思い込んでいたほど、特別な子だった。
だからと言って、特別に近寄りがたい雰囲気があるわけでもなく、それどころか、目立ち過ぎず地味過ぎず、イヤミの全くない優等生で、誰とでも平等に接せれる、優等生を 鼻にかけない僕らのヒーローみないな感じの子だった月ちゃん。(ヒロインよりカッコよかった。)
懐かしさ余って、思わず、そのGmailに、アドレスも彼女の名前@gmail.com だったので、メールを送ることにした。
「月ちゃんですか?
ビックリしてます。
ご主人のFacebookからと言うことで、まだ、本人確認が出来ないので、とりいそぎ、ご挨拶に代えさせていただきます。
本当に月ちゃんで、ドイツに住んでいるなら、遊びに行きたいわ!」
と、短めのメールを送って様子を見ることにした。
「クボちゃん、メールありがとう!
懐かし過ぎて涙が出ちゃう!」
すぐにメールの返信が来て、相変わらずの、彼女を彷彿させる、しかも、知性ありながら、ちゃんと地元の方言も交えて返信してきてくれた!
そこには、懐かしい2人だけの思い出や、大まかな彼女のドイツに至るまでの経歴が書かれ、
あの月ちゃんが、優しそうなドイツ人の旦那様 (ロマンス詐欺師だと疑ってかかったが) と、双子ちゃんの4人でのファミリーフォトが添付されていた。
彼女は、大学院卒業後、研究者として世界各国を飛び回っていた。
なんと2008年から2011年の3年間、カリフォルニアにも住んでいたそうで、
お互いアメリカに住んでいることを知っていたら、会いに行ったのにと!
それで、今回、どうして 20年ぶりの連絡なったかと言うと。
この夏に、日本の実家に帰った時、ヤクルトレディがウチにやって来て、
なんと、そのヤクルトレディが、中高時代の同級生だったのよ!
(このヤクルトレディも、超イカしてるので、ぜひリブログ読んでね。)
彼女が、月ちゃんの実家にもヤクルトを配達してるらしく、
「月ちゃん、実家に、帰って来てますか?
この夏に、こりんごちゃんも帰って来てたんですよ。で、一緒に ご飯食べに行ったんです。」
そんな話を、月ちゃんのお母さんとしてたらしく、
そのことを、月ちゃんのお母さんが、ドイツにいる娘 月ちゃんに話したとのこと。
そしたら、月ちゃんも、過去の思い出、幼馴染、もう、ドーパミンもビックリなくらい、いろんなものが溢れかえっちゃったんだろうね。
Google して、こりんごちゃんの名前を検索したんだってよ!
そしたら、これとか、
これとか、
会いたいな~。
返信、
独行き決断、
早っ!
まさに、全てが目まぐるしく走り去っていくニューヨークで、気忙しく生きている自分でございます。
迅速かつ、単純明快、効率よく合理化に生きる街ニューヨークでございます。
次回、この、即決、即返信で、自分が、いかにニューヨークに染まり、
アメリカの合理性に、なじみ切ってしまったのか?
いや、何そのアメリカの合理性って?って思われる方にも、
現在、テクノロジーの発展で、とても便利にな世の中。
だけれども、なにか、忘れてはいけないようなことを、忘れてしまっていたことを、
このドイツからの次のメールで、ヒシヒシと感じたので、
次のブログでお伝えするわ!
(続くんかよっ!)
では、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
この記事でも紹介した、NYこりんごラジオのアニメを書いてくれた、社会人漫画家のジョン子さんの再放送ね!
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