アイスジュエルズのインタビューに興味深いことが書いてありましたね
一部抜粋します。
インタビュアー:
羽生選手は細いというイメージがありますが、実は筋肉がついていて引き締まっていますよね
羽生:
俗にいう、ウエイトトレーニングのような筋肉を肥大させるようなことは全くしていないです。
もともと体格的に細いし、筋肉がつくタイプではないからこそ軸が細くてきれいなジャンプになるということもあるかもしれません。
でも、安定ということで言えば、体格がしっかりしていて重心が低くて、軸が多少ブレても体幹でなんとかしめきれるような選手がジャンプには有利だと思うんですよ。
僕がジャンプでそれをやり始めたら、安定はするけど、自分の良さが全くなくなってしまう。
自分の安定感の無さは自分の弱さです。
人一倍緊張したり、人一倍プレッシャーがかかったりするのも、本番での精度の低さというか、全部がかみ合わないと自分のジャンプになりきらないという条件の難しさがあるからです。
それでも、本当に、いろいろ悩み抜いて最終的にたどりついたのは、それがやっぱり強みでもあるんですよね。
条件を揃えることは何とかなることだし、精神面を鍛えたり、身体のケアをしたり、アップもちゃんとしたり。
そのために多くのスタッフがケアしてくれる。
体格を変えて自分らしいジャンプを切り捨てて安定感を求めてしまったら、多分、もう元に戻れないと思いました。
P39-40抜粋以上
私は、羽生くんの軸が細く美しいジャンプが大好きです
ジョニーが解説でも言っていますよね。
教科書のようなジャンプだって。
彼がその精度まで持っていくのにどれだけの努力をしたでしょう。
頭脳を使い、身体を酷使して悩み抜いて美しいジャンプを手に入れたのでしょうね。
そして、ただ跳べればいいなんて微塵も思っていないでしょう。
曲想に合わせてジャンプを跳ぶのですから。
インタビューを聞いてもわかる通り、羽生くんは自己分析に長けていますから、自分の長所と短所も十分にわかっていると思います。
そして、自分の長所である軸が細く美しいジャンプを生かして、更に安定させていこうと思っているのでしょうね
私がフィギュアスケートが好きなのは美しいのが理由のひとつ。
どちらかというと真央ちゃん、美姫ちゃんをライトに見ていました。
それなのに、男子の強さの象徴のようなクワドを美しく跳び、美しい演技をする男子がいる・・・。
羽生くん
私の中では、最高のスケーターで最高に痺れます
彼の素晴らしい技術は、海外の方ほど褒めているような気がするのは気のせいでしょうか
ただ、日本のメディアが彼を押さなくても、彼が素晴らしいスケーターであることに変わりはありません。
本物はどこにいても輝きを放ちますから
最後までお読み頂きまして、
ありがとうございました
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