アルバム大使のすえながです
前回は我が家の被害状況と、アルバムカフェと東日本大震災の関係について書きました。
そして、今日は続編。
持ちだす写真についての話。
皆さん、非常用のリュックは準備しているでしょうか
貴重品・お水・非常食・懐中電灯・モバイルバッテリー・衛星用品・タオルにカッパに油性ペン・・・持ち出すものは意外と多いです。
ひとまずは身の安全を確保するため、最低限でと言われますが準備するとなればあれもこれも盛りだくさん
ここに思い出をとなると・・・意外と持ち出せないことに気づくはず
そう、思い出のアルバムは非常時、置いて出るしかないのです
持ち出しても小さいタイプのアルバムが限界ではないでしょうか
写真をたくさん入れたいのなら、このような多コマ写真
（※分割プリント・モアプリント・コラージュなどお店により名称は異なります）
１枚でたくさんの写真が入ります
が 私が持ち出して欲しいのは思い出写真ではない
まずは非常時に家族を探すための写真 最低１枚
例えばですが、、、
この写真を見せて、『うちの息子を探してます』と言われても日頃から顔を合わせてない方だと誰だかわかりません
つまりだ、１枚入れるなら誰だか判断できる写真が必要ということ。
『この人探しています』と、日ごろの特徴がわかる写真がいい。
いくら記念でも、これでは探せないよね。。。機会を逃すばかり
アプリ加工でラクガキされた写真も避けたい。 加工されすぎ。
持ち出しの写真は家族全員の日頃の様子がわかる写真を用意しておくことがベストなのです
これが案外ハードルが高いのだけどね(笑)
今までの写真で探すのが難しければ、今撮ってしまえばいいだけ
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そして、もう１つ。 持ち出しについて。
一般ピーポーの勘違い。
【写真は紙だから水に弱い】 ← これ間違い
濡れないに越したことはないけど、濡れたって大丈夫
私、実際に写真を洗濯したこともあるけど、シワにはなるけどティッシュみたいに溶けることもないし、色落ちもない
実験もしてみたけど、全然問題なし
水に浸して、綿棒でこすったみた 全然平気です
インクジェットでも、意外と大丈夫でした
まあ普通は、写真を洗濯したり・実験したりすることはないよね～
私はやっちゃったわけです 理系女子の定め(笑)
水に強いことは分かったけど、、、問題なのはキズ・カビ・日光
写真がくっつかないように、写真を重ねて保管しない。
濡れたらすぐに陰干し。 ドライヤーもタオルも使わない。
色褪せを防ぐためにアルバムを利用すべし！
透明袋に写真ごっそり入れましたでは不安も多いです
非常事態だからこそ、持ち出し方は考えて
もちろん、普段の写真整理でも
買ったまんまの写真が袋にどさっ。 （※写真がくっつきます）
湿気の多い場所に放置。 （※紙もカビが生えます）
直射日光の当たる部屋に透明袋でぺっ。 （※色褪せの原因に）
やめて欲しいです
複数の写真なら小さなアルバムで持ち出す。
１枚だけなら手帳や通帳にはさんでおく。
なんなら写真の裏には家族の電話番号を控えておきましょう
前記事にも書きましたが、電池切れのスマホは役に立たない
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非常時に全てのアルバムを持ちだすことはできない。
ただただ無事に手元に戻ることを祈るしかない
でもね、やっぱりアルバムに残しておくことはとっても大事
知っていますか 非常事態を狙って泥棒が増えるって。
泥棒は貴重品の他、何を狙うでしょうか
そう、金目の家電製品
パソコン・テレビ周辺機器・根こそぎやられます。
大切な思い出、電子データだけの保存、危険です
震災が起きた今だから考えて欲しいこと。
大切な写真は貴重品（お金）と同じ扱いで
預けるお金・使う手元のお金をわけておくように、保存する写真・手元に置いておく写真をわけて用意して欲しいと思います
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※本記事はすえなが個人の考えであり、色んな持ち出し方があってもいいと思います。 私はライフラインが止まり、家が倒壊して避難していることを想定した上での意見を書いています。
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