双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

今日は母の命日です。

2018-04-10 08:08:47 | 双極性障害とともに。

 良いお天気。


 朝から しっかりと枕を干しました。


 娘が幼い頃、干した枕で寝る時に、


 必ず、「 お日様の匂い♪ 」と言っていたことを 思い出します。





 今日は、母の命日です。



 4度目の春です。


 ワンコも、4歳です。




 母に もう一度、子犬を抱っこさせてあげたいと、


 我が家に迎えたのが、


 今、私の足元で寝そべっているワンコです。



 
 進行がんでした。


 
 夫の 深い深い理解と、大きな大きな協力の中、


 いやいや、夫のみではありません。


 娘の 十分な理解、 十分な協力のもと、


 私は 迷わず、在宅医療を選びました。




 月ごとの余命宣告の中、



 4度も、お正月を 共に迎えることが出来ました。




 在宅医療のドクター、ナースさん。


 介護保険の施設からのナースのみなさん。


 身辺介護のヘルパーさん。


 ディケアーのスタッフの方々。


 ショートスティのスタッフの方々。


 ケアマネさん。


 もっとたくさんの方々に支えてもらいました。



 コーラスのメンバーさんも。。。



 そして、御院主様の存在も、大きなものでした。




 

 母は 静かに、微笑むように逝きました。



 
 母のベッドの横で、夫、娘が布団を並べて寝ている夜でした。




 ずっと見守っている私。


 うん。 お別れだねと、


 夫、娘を起こしました。




 小学生だった娘に「寒いから、何か上に着ようか。」と目をやっている、


 そのわずか過ぎる間に、


 母は逝きました。




 私の心は、穏やかでした。


 母がいたなら、私より先に、「 上に何か着なさい。」と言っていたわ、と思えて。





 駆けつけて下さったナースさん方と一緒に、

 
 娘は、母の体をきれいに拭きました。




 最後に 私が 紅をさしました。

 
 いつもの香水も。
 



 始めは、< 母のための 在宅医療 > でした。


 でも、振り返ると、 < 私のための在宅医療 > だったと、


 そう思います。
 



 リビングのシャッターを下ろす時に見える 輝く星。


 母だと、いろいろ話します。


 いろいろ話してもらいます。




 「 元気に大きくなりやぁ。 」と言ってもらっていたワンコ。


 「 ほら。こんな元気やよ。」と、ワンコを横にして話して以来、


 星を見上げていると、


 必ず、ワンコが横にやってきます。




 ワンコと一緒に、お花を買いにいきましょう。

 
 大好きだった お抹茶をお供えしましょう。



 

 さぁ、その前に、ゴロンとしよっっっ!


 お弁当作りで 早起きしたもんね! (*^^*)

 



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