こんにちは。上土井好子です。

先月、ガン闘病されていた方の訃報が

 

テレビ等で大きく扱われていました。

私のまわりでも、

 

病気であるなしに関わらず、

かなり心身のバランスを崩された方が

 

多かったように思います。

 

 

 

 

生きているものが

 

「死」というものを考えるとき、

言葉では言い表せないくらい、

 

重く深いものになります。

私のカウンセリングルームには、

 

支える立場、残される立場の人が来ます。

支える方は、闘病中の方を受け止め励まし、

 

それこそ自身の疲労など

 

感じる余裕もありません。

とてつもなく大きな決断を

 

しなければならないことも、

 

一度や二度ではなく、

本当にこれでよかったのかと、

 

自問自答の毎日です。

 

 

 

そんな中で、

 

辛い現状を受け止めていく作業は、

一人の人間として、

 

ときに限界を超えてしまいます。

そして友達にも、

 

ことが重いだけに

 

気軽に相談することが出来ず、

一人で、家族だけで抱えてしまいます。

 

 

 

そういう時こそ、カウンセリングで

 

胸に溜め込んだものを

 

お話して欲しいのです。

 

 

 

 

私も一人目の子供を出産してすぐ、

 

父のガンがわかりました。

私はそのときは他県にいたので、

 

なかなか会うことができなかったのですが、

毎日看病をしている母や姉が、

 

どんどん疲れきっていくのを感じ、

父のことももちろんですが、

 

看病する家族のこともとても心配でした。

 

 

 

話をしたからといって、

 

現状が変わるわけではありません。

しかし話すことによって、

 

今あなたがどんなに苦しいか

 

一緒に感じることができます。

自分の心も悲鳴をあげているのであれば、

 

その声を聞いてあげて欲しいと思います。

 

 

 

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