今の世の中、男も女もまっすぐな人生なんて、もはやありえないのかもしれない

【自分流の生き方で幸せを掴むカウンセリング】

こんにちは、上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

シェリル・サンドバーグ氏が

女性のキャリアについて、

「ただ前と後ろを見る

はしごのようなものではなく、

後ろに下がったり横に移動したり、

角に行ってみたりという

ジャングルジムのようなもの」

と語ったことは有名です。

女性は、結婚、出産、育児、介護、

そして夫の転勤など、

自分の仕事だけを考えていけない

様々な事情が多々あります。

だから、「ジャングルジム」なのでしょうね。

また、女性はそのような事情があるのを

なんとなくわかっているので、

どうしても、「先取り不安」が起こりがちです。

まだ起こってない未来の不安ですが、

まわりの女性を見ているので、

現実味があり、

自分のことと置き換えて考えやすいのです。

また、「締切意識」が強く、

とらわれ過ぎることもあります。

「30歳までに結婚しなければ」

「35歳までに一人目を産まなければ」

などのように、

「〇歳までに××をしなければならない」

と自分で期限を切り、

焦ったり悩んだり、

ときには人を妬んだりします。

確かに女性の問題として

取り扱われやすいのですが、

カウンセリングに来られる方を見ていて、

これはけっして女性だけの問題ではなく、

男性にもあてはまるものだと思います。

男性といえども、

今は一つの会社で定年までというのが

難しい状況です。

会社自体もずっと安泰ではない世の中ですし、

自分の可能性を探ったり、

自分の働き方にあった会社を探したり、

また子育てでは家族の一員して、

自分以外を優先する選択肢も出てくるでしょう。

だから、「ジャングルジム」のようなものです。

また、家族を養わなければ

という責任感からの「先取り不安」や、

〇歳までに××なように働きたいという、

「締切不安」も当然出てきます。

そしてこれらは、

若い世代の問題だけでもありません。

ある程度仕事も覚え、

仕事に余裕が出てくる40代50代、

退職後を視野に入れてくる60代以降も

内容は違えど、

「先取り不安」や「締切不安」は

常に出てくるものです。

私たちはときに、

子供時代はいろんな経験をして、

寄り道をして、

失敗を重ねながら過ごし、

大人になると、

自分の進む道が見えてきて、

まっすぐ一つずつ登って行く

そんなイメージを持つかもしれません。

でもそれはひとつの幻想であって、

実際は、

ずっとジャングルジムなのかもしれません。

自身のジャングルジムに圧倒されることなく、

ひとつひとつ、

自分の納得いく選択で進みたいものです。

諦めることなく、

執着することなく、

目の前のことだけで全てを決めてしまわず、

自分の生きる道を信じ続けていくことが、

これから生きていく上で必要かもしれませんね。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。