失敗恐怖から抜け出すためには

【自分流の生き方で幸せを掴むカウンセリング】

こんにちは、上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

一見、自分がわかっていて、先が見通せる人の中には、

案外、「失敗恐怖」の人が存在します。

失敗したくないから、挑戦しない、一歩踏み出さない。

失敗しないように、自分の意見をださない。

失敗しないための努力はがんばる。

それって失敗しないために、保険に保険をかけたような生き方です。

失敗を恐れる人は、完璧主義の人が多いのです。

自分の思い描いた理想に届かないことに、自分を責めてしまいます

それが嫌だから、失敗したくないのです。

この失敗を恐れる習慣は幼少期の親や大人との関わり方や、

失敗したときの忘れられない出来事が大きく関わってきます。

失敗から学ぶことが多いにも関わらず、

失敗＝人生の落伍者と思い、そこから進めないのです。

だからといって、失敗から学ぶことっていっぱいあるよ。

がんばって一歩踏み出し挑戦しましょう…

といっても、あまり受け入れてもらえないのも事実。

そのかわり、人の失敗には寛容になってみましょうというときがあります。

失敗を恐れる人は、人からどのように見られているかが気になり、

他者にも厳しい人が多いのです。

人の失敗に寛容になれると、失敗しても責めない人間もいることが、

自分自身で証明されます。

そうすると、自分の枠が少しずつ広がっていきます。

人からどのように見られているかということは、

自分が人をどのように見ているかの裏表なんです。

とはいえ人のことは寛容になれるけど、自分にはできない。

そういう人って多いんです。

そういうときって、寛容とは違ってる気がします。

人のことは自分のことではないので（どうでも）いいから優しくなれる。

根底に徹底して人を信じていない自分がいるからかも。

人に依存することが怖い。だって裏切られたら傷つくから。

どこか信じることと依存することがごちゃ混ぜになっています。

人を信じることって裏を返せば、自分が人に信用されても全然平気。

胸張っていられる自信が自分にあるかどうかかもしれません。

失敗恐怖の人は、とにかく目の前の結果だけが命です。

それまでの自分のプロセスや失敗した後の自分の対処の仕方を

自分自身も重要に思っていない。

ひとつの結果だけで、それまでの自分をすべて否定し、

その後の自分の力などいっさい信用していない自分だとしたら、

どうして自分を信じることができるでしょうか。

自分自身を長い目で見て、育てていってくださいね。

うっかりミスが許されなくなった今、人はどうなってしまったのか

【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。