私が勉強している いけばな嵯峨御流では、年末にその翌年の「歌会始(うたかいはじめ)」で詠まれる御題をモチーフにした花器が作られお花を正月花としていけます。
来年、平成30年のお題は   【語】。
花器は下の図のように…
大小二つの台形が語り合うような造形…だそうです。
私の第一印象は  "伏見稲荷大社"  嫌いじゃないです!

お題花のお稽古に参加できなかったのですが、いつも仲良くして下さる大先輩が、私の花を持ち帰って届けて下さいました。

教材の写真を参考に見よう見まねでいけてみました。合ってるかどうかわかりませんが…。
見た目はちゃんといけられたかなと思います。

左右どちらかの花器口をあけると教えて頂いたので向かって右側を少しあけてみました。

花材は
・不老長寿の→松
・難を転ずる→南天
・高貴な→菊
・実がなる縁起が良い→千両

どれも新年を迎えるにあたり縁起の良い花ばかりです。

お陰で部屋が一気に華やかになりました。


で、歌会始ですが。
歌はこの   【語】という言葉を入れて詠みます。

物語や語感、語り、語らう…など単語や熟語として使ってもOKです。

新年早々に次年度の「お題」が発表され、9月30日まで一般公募されます。興味のある方は平成31年度分に応募されてみてはいかがでしょう!

選ばれましたら宮中へ招かれ皇室の方々の前で詠むことになりますよ!凄いですね。
(*゚ω゚*)ステキ*