子どもの頃、台所の蒸し器は大活躍だった。
肉まん、蒸しパン、蒸かし芋、茶碗蒸しはもちろんのこと、何かを温め直そうとすれば必ず蒸し器を使った。
大きな蒸し器からシューシューと立ち上がる湯気 💭
いざフタを開けるときの アァブダ〜・カ・ダブラ〜
さぁお食べ〜 と云わんばかりのワクワク感が好きだった 💭 💭
そんな我家に電子レンジがやって来たのは小学生の頃
母がはじめて作った電子レンジ料理にほぉー!と驚いたのを憶えている。
豚ひき肉とキャベツのミルフィーユとか
(当時はそんなかっこいい名前じゃなかったけど)
りんごの芯をくり抜いて砂糖をかけてチンしたのとか🍎
今これだけレンチン・レシピがあふれる世になってみれば
どうってことのない料理だけれど
当時は珍しく初めて食べて本当に美味しかった ლ(´ڡ`ლ)
とはいえ最先端の調理器具・電子レンジも「温め直す」ということでは蒸し器に勝てなかったらしく、肉まんは固くなるし、冷ご飯も上手く温められない…
その置き場所は勝手口の外
台所には入れてもらえなかったのである(笑)
♢
今ではスチーム機能もついている電子レンジだが、やはり鍋で蒸すことには勝てない。
というか、そもそも温める原理が違う。
実家にあったような大きな蒸し器はないけれど、フライパンに箸をかけてお皿を敷けば簡易な蒸し器の出来上がり 💭 💭
蒸して温め直すとやっぱり美味しい☆彡
日本の食卓に うましかて!