歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

ゴルフの意義もわからず、中国の問題よりも、安倍降ろしが大切か

2018-04-20 10:53:40 | 産経ニュースから記事を拾う

 

 

   国内的には財務省の権威が著しく失墜し、官僚の中の官僚と言う、首相の人事にさえ口をはさんだ往年の威勢は無くなって、普通の官庁に戻ったことは、日本国の為には大変喜ばしいことですが、そんな内輪の話より、世界的には大きなニュースが飛び交っています。

   福田事務次官のセクハラ問題について会見する篠塚浩取締役報道部長(右)と長田明・広報局長=19日未明、東京都港区(佐藤徳昭撮影)

  福田事務次官のセクハラ問題について会見する篠塚浩取締役報道部長(右)と長田明・広報局長=19日未明、東京都港区(佐藤徳昭撮影)


   今日の産経新聞のコラムは暫くぶりに充実した記事が載りました。自分の好みですがこの三つは載せたいと思い日米首脳会談関係と、チャイナに関する話題の三つです。全部載せるとオーバーに成って仕舞います。

   『正論』だけはクリックして下さい。われらが阿比留記者は、今のメディアに対して本気で怒っている、メディア界の異端児になって仕舞っているように見えますが、阿比留氏が正常なのであって他のメディア人は全員可笑しな状態に陥っていて、しかもそれにさえ気が付かない鈍感な集団と化しています。

   日本のポスト安倍を狙っている内弁慶の自意識過剰な連中に言ってあげたい。アメリカのトランプ大統領みたいな型破りの首脳とゴルフを共にできる、人間的魅力が備わっているかよく我が身を振り返って考えてみてください。世界各国のトップが軽く一緒にゴルフができると思ったら大間違い。

    18日、米南部フロリダ州パームビーチのトランプ・インターナショナル・ゴルフ・クラブでゴルフを楽しむ安倍晋三首相とトランプ米大統領(内閣広報室提供)

   18日、米南部フロリダ州パームビーチのトランプ・インターナショナル・ゴルフ・クラブでゴルフを楽しむ安倍晋三首相とトランプ米大統領(内閣広報室提供)


   日本のメディアも目が曇っているから、素直に安倍首相の世界で認められた立場を、悔しくって報じることにためらいが見られます。

 

        

 

 

 産経ニュース・平成30年4月19日掲載分

  

【阿比留瑠比の極言御免】4月19日付
ゴルフの意義も分からないのか かみつく立憲民主「親密なら会議室で議論できる」と中学校レベルの話

 

   安倍晋三首相が主に北朝鮮問題についてトランプ米大統領と腹合わせの会談を行うため、米国へと出発した17日のことだった。知人の月刊誌編集者が、筆者にこう予言してみせた。

   「テレビのワイドショーなどは今後、『こんなときに、トランプ氏とゴルフなんてやっている場合か』と一斉に騒ぐことでしょう」

   すると、狙い澄ましたかのように同日の参院外交防衛委員会で、立憲民主党の福山哲郎幹事長がこの件を取り上げ、河野太郎外相に「ゴルフを了とするのか」と迫っていた。

    

   河野氏は「ゴルフをやっているときは、極めて親密に長い時間を共有できるわけだし、その最中にさまざまな話し合いができる」と説明したが、福山氏は納得せずにこう言っていた。

   「親密な関係なら会議室でも(話し合いは)できる。なぜゴルフなのか少し理解しかねる」

   福山氏は同日の記者会見でもこの件に言及し、「会議室の中でお茶を飲みながらでも真剣な議論はできると思う。ゴルフはさすがにこの状況で国民の理解は得られないのではないか」

   別に安倍首相は遊びとしてゴルフをするわけでもなかろうに、福山氏がなぜそこまでゴルフを目の敵にするのか、逆に理解しかねる。ゴルフに何か嫌な思い出でもあるのだろうか。

  トランプ氏の要請

   もちろん、どんな国のどの首脳とでもゴルフをともにすればいいなどとは、さらさら思わない。ただ、ゴルフを通じて相手を見極めるトランプ氏が要請してきたゴルフを、わざわざ断る理由などないはずである。

   トランプ氏は昨年11月の来日時には、安倍首相との2回にわたるゴルフ会談を振り返り、首相にこう述懐している。

 「やっぱり、ゴルフをしたことがお互い大きかったなあ。私も何度か(各国首脳と)会談してきたけれど、会談して食事して終わりだからな。その点、ゴルフをすれば相手の性格も分かるし、本音も話せるし、打ち解けることができた」

   外務省幹部も、ホワイトハウスでの会談や夕食会ではなく、トランプ氏の別荘があるフロリダ州で、余人を交えずに安倍首相がトランプ氏と話し合う意義をこう強調していた。

   「ワシントンでは、大統領のスケジュールは分刻みで、大統領のスタッフも次の予定を入れたがる。勢い会談の中身も、短時間でいかに効率よく話すかということになってしまう。一方、フロリダならトランプ氏を独占できる」

  「結果」見せつけ

   日米両首脳が仲良くゴルフをプレーする映像は、全世界に配信される。北朝鮮や中国に対し、日米の結束と蜜月を示す効果も、通り一遍の首脳会談よりはるかに大きい。

   実際、政府高官によると「欧州など各国の大使が、トランプ氏とゴルフをするにはどうすればいいのかと聞いてくる」という。世界各国の首脳の間では、トランプ氏とのゴルフはむしろ垂涎(すいぜん)の的なのである。

   今回の日米首脳会談は、5月から6月初旬にかけて予定されている米朝首脳会談の方向性を決める極めて重要な会談である。安倍首相が投じる言葉をトランプ氏がどう受け止め、納得するかで金正恩朝鮮労働党委員長とどう対峙(たいじ)していくかも変わっていく。

 

   その重大な局面に「ゴルフはよくないと思います」とか「会議室で議論したらいいと思います」とか、中学校の風紀委員のようなレベルの話をしてどうするのか。本当に理解できない。(論説委員兼政治部編集委員)

 

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   産経ニュース・平成30年4月19日付

【石平のChina Watch】
アジアの「中国離れ」進む 「一帯一路」のインチキさにアジア諸国は気づいている 習近平主席は「裸の王様」だ

 

   今月8日から「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」の2018年年次総会が中国海南省で開催され、10日には中国の習近平国家主席が出席して演説を行った。習主席の同フォーラム出席と講演はこれで2回目である。

   

   「ダボス会議のアジア版」とも言われる博鰲フォーラムはもともと、習氏の前任である胡錦濤前国家主席の肝煎りと中国政府の全面的支援で誕生したものである。2001年の設立以来、本部は北京におき、開催地は海南省博鰲に固定されている。

   運営の要となる事務局長もずっと中国の外務官僚が務めることになっている。アジア諸国を中心に26カ国が同フォーラムの設立にかかわったものの、博鰲フォーラムは実質上、中国政府による、中国政府主導下の国際機関と言ってよい。

   13年に習近平氏が中国国家主席に就任してから、アジア地域における中国中心の経済秩序の構築は習政権の重要戦略となっているから、中国政府はよりいっそう博鰲フォーラムの運営に力を入れている。

   習主席自身が2回にわたって同フォーラムに出席し大演説をぶったことからも、中国政府の意気込みが感じられよう。

   習主席による前回の出席は15年のことである。この年の3月に開催された年次総会で習氏は開幕式で基調演説を行ったが、その時には何と、

   アルメニア▽オーストリア▽インドネシア▽ネパール▽スリランカ▽ウガンダ▽ザンビア▽オーストラリア▽カザフスタン▽マレーシア▽オランダ▽カタール▽スウェーデンなどの元首や首脳が一堂に集まって習主席の演説を「拝聴」した。

   

   もちろん、元首や首脳の出席者以外にも、閣僚級の高官を出席させた国々は他にも多数ある。

   その時の人民日報や新華社通信が誇らしげに評しているように、01年の設立以来、15年の年次総会こそは「史上空前の盛況」を呈したのである。

   それにはもちろん理由がある。習主席が鳴り物入りの「一帯一路構想」を発表したのは、15年年次総会開催数カ月前の14年11月のことだ。

   アジア全体を巻き込もうとするこの壮大なる「構想」に多大な関心をもったアジア各国の首脳と、一部欧州の首脳が駆けつけてきたのであろう。言ってみれば、習主席の壮大なる「ほら吹き」に、各国首脳が募られて博鰲に集まってきたわけである。

   しかしそれから3年がたち、「一帯一路構想」と博鰲フォーラムは、どうなったのだろうか。

   今回の博鰲フォーラムに集まってきたのは、オーストリア大統領、オランダ首相、フィリピン大統領、モンゴル首相、パキスタン首相、シンガポール首相の6カ国元首・首脳であるが、15年年次総会の時よりほぼ半減している。

    

   そしてフォーラムの発起国であるインド、日本、インドネシア、マレーシア、ベトナム、韓国、タイなどのアジア主要国の首脳はそろって欠席し、中国主導の「博鰲フォーラム」にソッポを向いていることは明らかである。

  その理由はおそらく、アジア諸国が徐々に、習近平政権の覇権主義的アジア戦略の危うさと「一帯一路構想」のインチキさに気がついてきたことにあろう。アジアにおける「中国離れ」は確実に進んでいるのである。

   それでも人民日報などとなると、相変わらずの厚かましさをもって、先日の博鰲フォーラムにおける習主席の演説を「世界の向かうべき方向性を定めた画期的演説」だと自画自賛している。

   筆者の私の目には、今の習近平主席と中国は、まさしく「裸の王様」と映っているのである。

   『正論』欄は下をクリックして下さい。

 

           

 

   日本人に似ているようでチャイナは日本人とは正反対の人種です。

   何遍も皇帝が変わり、其の度に歓呼の声で歓迎しますが、すぐに王朝は腐敗と搾取を繰り返し、外からの侵略者に征服されます。その時も民衆は、歓呼の声で迎えますが、新しい王朝は同じ事を繰り返し、チャイナはそんな国の歴史さえ、今現在の王朝の都合のいい様に簡単に変えます。

   

   チャイナの歴史はあくまでもプロパガンダで、偉そうに歴史を学ばない民族は滅びるなどと言っていますが、それは自分たちの歴史観で、チャイナは何遍も滅びています。今の共産党と称する北京王朝も、様々な矛盾を抱えて、真実の姿は想像を超えたひどい状態だと聞きます。

   共産党員以外の民衆は10億を超え、安い賃金で働かされる奴隷のような存在です。共産党政府はこれらの低賃金でチャイナへの投資を呼びかけ政府の一部は大儲けしましたが、民衆は生存空間さえ失われていくチャイナ国土から逃げ出すことを考えていますし、幹部さえ考えは同じです。

   

   チャイナと日本では民族的に大きな違いがあると言われています。彼らの約束は守るべきものではなく、相手に守らせるもの。反省は自分がするものではなく相手にさせるものだと言います。こんな人たちと真面な話ができるはずがありません。距離を置いて付き合うべきです。

   


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1 コメント

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2018-04-21 10:15:14
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