三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

華の会40周年記念 民踊華まつり

2016年07月20日 02時14分10秒 | 民謡・尺八・笛

「海の日」の連休は、「華の会」40周年記念公演と祝賀会でした。



16日(土曜日)

朝から津軽三味線富山教室へ向かいます。
会場の村松屋富山店は、この日から展示会がスタート。
展示会期間中なのにお稽古しても良いのかと聞いたところ、BGM代わりになるからどんどんやって下さいとのこと。
お言葉に甘えてお稽古をしてきました。

展示会では、人工皮革リプルを張った津軽三味線があったので、試奏させて貰いました。
なかなかの音がしますが、やはり犬皮とは違い、ドーンと来る音がありませんねぇ。
でも、野外用に割り切って使うか、もしくは入門用の安い三味線に張れば、十分に使えると思います。

夜は華の会のリハーサル。

私の当番は、
長岡すみ子先生の「祝奉節」
川西美智子先生の「伊勢音頭」と「南部俵積み唄」
竹氏修先生の「利田荷方節」と「越中おわら節」

いずれも尺八・笛です。


竹氏修先生の「利田荷方節」は、音源が無くて、長岡先生のテープから音を拾って譜面を起こしたのですが、前回の合わせでは唄い方が全く違っていたので、この日まで大幅修正して尺八譜を書き直してきました。
この日のリハで最終的に少し修正して、ほぼ完璧になりました・・・ヤレヤレです。

あ、「秋田荷方節」ではありませんので、悪しからず。
富山県立山町に「利田」という地名のところがありまして、この界隈で唄われていた荷方節ですが、一時唄う人がいなくなって途絶えていたものを発掘されたものだそうで、唄い手さんによって節が違うのだそうです。



17日(日曜日)

華の会40周年記念公演の本番当日です。

画像 

9時から祝奉節を合わせるということで、8時に自宅を出発。
どうも朝一に尺八吹いても、調子が出ません(^^ゞ
きっと頭も、口輪筋も寝ているのだと思います。
三味線の先輩方も朝から調子が出ないと言っておられました・・・

出番は午後2時過ぎということで、ひたすら時間が経つのを待ちます。
会場は超満員で立ち見まで出ていたので、会場へ行くのは遠慮して楽屋のモニターをずっと見て過ごします。
お昼は例によって「芝寿し」の弁当だったので、寿司飯の塩分オーバーで尺八が吹きにくくなるのを避けて、本番終了まで我慢をしました。

本番の5曲は無事に終了。
心配だった「利田荷方節」も、バッチリ上手くいきました。

全然写真が撮れてなかったので、フィナーレの時に舞台袖からようやく一枚ゲットしました。



この日は終演後写真撮影をして解散。
記念祝賀会は翌日会場を変えて行われました。



18日(海の日)

華の会40周年記念祝賀会です。

この日は祝儀曲として、竹氏修先生が「利田荷方節」を唄われるので、再び尺八伴奏です。
踊りは筏井豊華城先生、筏井豊華翔先生、筏井豊華優先生の親子三代で踊られました。
ちょっと余裕が出てきたので、踊りをチラ見しながらの伴奏でした。

来賓のお偉いさんがたくさん臨席されている前での演奏は、乾杯の前で皆さん真剣に見ておられますし、さすがに緊張しました。






締めは定番、越中おわら節の輪踊り。
延々10分以上演奏してました。
この日は胡弓が無くて、一言あれば持って行ったのに・・・残念でした。
胡弓の代わりに尺八で失礼しました。

かくして、海の日の連休は利田荷方節に振り回されて終わりました。

一昨年くらいまで、海の日の連休はバイク仲間とキャンプ、もしくは湯快リゾートで宴会、というのが定番だったのに。
去年からこの定番も芸能活動に変わってしまいました。
声が掛かるウチは、頑張らなくてはね・・・。

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