まずは紫陽花から
浄慶寺のご由緒などは明日ご紹介しますね(^^)
自然環境に恵まれている浄慶寺
草木の花として昭和42年頃から紫陽花を植え始めたそうです
現在は一千株以上の紫陽花が咲いています
平成7年には
神奈川県「花の名所百選」に指定されました
咲き始めの紫陽花も美しいですね
裏山にも登れるようになっていて、結構な広さでした
土曜日なのにほぼ貸し切り状態でした
穴場かもしれません
昨日は風が強かったので、風にゆれる葉っぱの音がしていました
皆さんご存知とは思いますが。。。
赤い紫陽花の花
花びらにアントシアニンという赤系の色素があるので赤い色になります。
中性やアルカリ性の土ですと、このアントシアニンに影響はないのですが、酸性の土の場合は土の中に含まれるアルミニウムが、酸の影響を受けて溶け出している状態になります。
その溶け出したアルミニウムを、紫陽花が養分や水分と一緒に根から吸収してしまうため、取り込まれたアルミニウムは花びらにあるアントシアニンと化学反応を起こして結合します。
その結果、青い紫陽花が咲くのだそうです。
なんと、紫陽花の素は赤色なんですね〜
ですが。。。
紫陽花は素の赤系よりも青系の方が多いのだとか
確かに見ていてもそんな感じがしますね(^^)
これは日本の土壌は雨が多いので、雨でアルカリ性の成分が流れ出てしまい、特に梅雨の時期には酸性の土壌になってしまうからなのだそうです
ちなみに白い紫陽花の花ですが、アントシアニンを持たないタイプの紫陽花なので、土壌に影響されず赤にも青にもならないというわけなのです
また紫陽花は、咲き始めは葉の色に近いクリーム色ですが、日数とともに
水色→青→青紫→赤(ピンク)
と花の色が変わっていきます
これも皆さんご存知とは思いますが一応。。。
紫陽花の花言葉です↓
紫陽花全般の花言葉
「移り気」
青い紫陽花の花言葉
「冷淡、無情、高慢、辛抱強い愛情、あなたは美しいが冷淡だ」
赤い紫陽花の花言葉
「元気な女性」
白い紫陽花の花言葉
「寛容」
ガクアジサイの花言葉
「謙虚」
浄慶寺の、おそらくご住職の奥様と思われる方にお話を伺ったのですが、今年の咲き始めは白い紫陽花しか咲いていなくて、どうしようかと思っていたそうです。
全体的に見渡すとやはり白い紫陽花が多かったですが、写真の通り青や赤が鮮やかに花を咲かせていました
紫陽花はちょっとだけ早かったかなぁ、といった感じでしたね(^^;;
次の週末あたりが見頃かもしれません
「浄慶寺」
川崎市麻生区上麻生6-34-1
小田急線柿生駅南口から徒歩10分ほど
ひっそりとした佇まいのお寺さんです
明日は浄慶寺のご由緒と羅漢さんたちをご紹介いたします
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