“neglect”の意味やニュアンスを、ドラマ「Glee!」のシーンで解説!

「ネグレクト」

というと日本では「放置するタイプの虐待」が頭に浮かびます。

でも英語の「neglect」は、他の意味でも使われるんですよ。

ドラマ「Glee!」のシーンを活用して「neglect」の意味やニュアンスを分かりやすく説明します。

Gleeのシーンで解説する「neglect」の意味

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(以下のシーンはGlee! Season2, Episode17から)

コンテストへの参加費用を学校から出してもらえない、マッキンリー高校グリー部。

チャリティコンサートを開いて費用を集めようとします。

コンサートのテーマは「neglect」。

顧問のシュー先生は

We’re only gonna do songs by neglected artists. 正当に評価されていないアーティストの曲だけやろう。

と言います。

でも部員たちは乗り気ではありません。

そこへライバル校の歌姫、サンシャインが訪ねてきます。

彼女は有色人種で、正当に評価されないことへの不満を一緒に訴えたいのだと言います。

I would like to sing the perfect song about neglect. 大切なことを軽視することについて歌った、完璧な歌を歌いたいの。

そういって彼女が歌ったのは、エリック・カルメンの「All By Myself」でした。

ドラマ「Glee!」Season 2, Episode 17

「neglect」の意味の解説

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冒頭にも書いた通り、「ネグレクト」とは日本では「放置するタイプの虐待」を指します。

英語の「neglect」も「虐待」の意味で使われますが、それ以外の意味もあります。

それが

正当に評価しない

大切なことを軽視する」

です。

さてサンシャインが歌った「neglect」を完璧に表現した歌

「All By Myself」

この歌はエリック・カルメンの1975年の歌ですが、ジェイミー・オニールがカバーして、

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」のオープニング

で使われました。

内容はざっくり言うと、

若い頃の、誰かと信頼を育むことに無頓着だった自分を思い出し

孤独な今の自分が当時の生き方を後悔する・・

という歌です。

「誰かと信頼を育む」という「大切なこと」

これを軽視したことの後悔を歌っているので、「neglectを歌った完璧な歌だ」と言ったのかもしれません。

そもそもこのエピソードのテーマは「neglect」。

なのでサンシャイン以外にも「正当に評価されていない」と感じる登場人物の葛藤が、たくさん描かれています。

観てみると、英語の「neglect」の意味を深く理解するのに役立つかもしれません!

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