中華カーボンホイール 予想を裏切る完成度と走り(リムハイト50mm)
中華カーボンホイール、誰もが一度は気になって、買ってみようかと思ったのではないでしょうか。
でも強度や耐久性などが不安で、購入をちゅうちょしてしまいますが、思い切って50mmハイトのカーボンホイールを買ってみました。
レースなどでも使っているので、一緒に走っている方や周りのみなさんに迷惑をかけないように、集中して状態監視しながら使用してみたいと思います。
【目次】
購入した中華カーボンホイールの仕様
購入を決めたカーボンホイールは次の様なスペックです。
購入時に自分で選択できるタイプでした。
【仕様】
クリンチャー、チューブラー選択可能
リムハイト38,50,60,88選択可能
60,88mmはプラス3000円
選択可能項目
スポークカラー、白、黒
ハブカラー、白、赤、黒
ニップルカラーマット、クリアー リム幅20.5mm23mm
重さ:
50mm tubular, 1490g(+/-30g)
50mm clincher, 1630g(+/-30g)
60mm tubular, 1550g(+/-30g)
60mm clincher, 1720g(+/-30g)
実際にオーダーしたのは、
- クリンチャー
- リムハイト 50mm
- 後輪 G3組み
- 色は全て黒でリム幅は23mm(外)
- フリーはシマノ
です。
到着したカーボンホイール
製造が完成した時に完成品の写真を見ることができるURLがメールで送られてきました。
(いがいに親切でびっくり)
添付された写真を見て、自分が注文したものと相違ない事を確認して連絡すると発送される仕組みのようです。
東京の通関を通って手元に届くまでに約1週間かかりました。
きれいなカーボン柄です。全体を確認してみましたが特に傷などもありませんでした。
回転させてみても、気になる振れもありません。
中華カーボンホイールの重量測定
オークションの商品紹介に記載されていた重量は、前後せっとで1,630g±30gでした。
家庭用のはかりで実測してみます。(料理用です)
先ずはリアは・・・
835gです。
続いてフロントは・・・
663gです。
835g+663g=1,498g
記載重量1,630gに対し驚きの マイナス 132gでした。
軽いと強度はどうか不安になりますが、重量が軽いことは良いことだと単純に喜ぶことにします。
ハブ
ハブはBITEXというものらしいです。
良い感じに回転します。
ベアリングが固着する様な事も聞きますが、しっかりと様子を見ながら、定期的にメンテナンスすることで回避できるかなと思っています。
ベアリングを交換する対策方法もあるようですが、大変そうなので止めておきます。
フリー
シマノ用の11S対応フリーです。
10S用のスペーサーが添付されてきました。
10Sで使用します。
ラチェット音は普通よりやや高めで、甲高いチリチリといった感じの音です。
気になるような音の大きさではありません。
今使用しているホイールはアルミクリンチャーの「EASTON」ですが、音の大きさを比較すると、中華カーボンホイールの方が大きな音になります。
ホイールの振れ
さきほども記述しましたが、回してみた感じでは振れはありませんでした。
実際にロードバイクに取付けて、少し走ってみた後にもう一度確認してみようと思います。
十数キロ走ってみた後に確認しました。
気になるような振れは出ていないようですが、まったく無いわけではないです。
という事で、振れ取りを行いました。
(0.5mm以下でしたけど、ちょっと気になって・・・)
タイヤ取付
今現在使用しているタイヤはグランプリ4000sⅡです。
少し重いですが、安心感と転がりの軽さを感じて気に入って使っています。
今回のホイール用に25Cを準備しました。
これまで何度もタイヤの着脱をしてきましたが、このホイールへのタイヤの装着はきつかったです。
おもいっきり邪道ですが、初めてタイヤレバーを使用してしまいました。
カーボンホイールに興味のある方へ
私の記事では特におすすめもしていませんが、興味のある方は他のサイトも参考にされて検討してみてはいかがでしょうか。
幾つかカーボンホイールについて記事を書いているサイトを掲載してみたいと思います。
1.FICTION CYCLESさん
カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その① | FICTION CYCLES
2.DunkleGleis! by 華綺さん
kaki-dispirit.blog.so-net.ne.jp
3.bikephotoaudio’s blogさん
4.長距離はNO!さん
5.メカニコさん
6.千切れてないですよ (-ε-)b"さん
走行インプレッション
実際の走行した感想をのべる走行インプレッション
そんなインプレをきれいにまとめ上げる程の力もなく、ましてディープホイールのよさや欠点を述べることができる様な経験もありません。
ただ前述のとおり、気持ちよく進むことは感じられました。
レースなどの平坦や下りで、周りのみなさんがペダルを回して進んでいる時に、惰性で進んでいても前に追いついてしまうことがあるくらいです。
ヒルクライムでも使用しました。
特に登っている時に剛性が気になったりするようなこともありませんでした。
(ダンシングはあまりしない方です)
何となくですが、ヒルクライムでも、平坦や下り区間があるレースなどは、ディープホイールはありなのかと思いました。