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「ねこぜの東京⇔青森」は…
青森大好きアオモラーの「ねこぜ」が、月イチで青森を旅して、
地味にすてきな青森の魅力をお伝えするブログです。
はじめての人はこちらを。
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とっておきの話をしましょう。
それはある雪の日の津軽での出来事です…
宿に帰るにもあまりの寒さで、
もう凍死するかもしれないっ！とタクシーに乗ったときのこと。
たまたまタクシーに乗ったら、運転手が…！
黒ぶちのビン底メガネ、てっぺんが薄くて乱れた髪、特徴的なしゃがれ声…
どっかでみたことがある人物！！
これはもう、間違いない！！
青森が生んだ、世界的版画家
棟方志功さんだ！！！
今にもハンドルをぶっこわして、版画を掘り出しそうな勢いがある！！背中からも、ものすごいオーラを感じる！！
いやいや、ちょっと待ってくれ。
いくらねこぜがファンだからといっても、
棟方志功さんはねこぜが生まれる前にもう亡くなってるし！！
でも、ものすごいケモノ臭…！！これはホンモノでは…！？
（棟方志功さんに抱きつかれた柳宗悦がケモノの臭いがしたといったのはこれのことか！！）
なんてこった！！
これ、タクシーをおりたら、タイムスリップしちゃってて、男女がいれかわっちゃったり、医者をやったり、時代を変えるのに忙しくて家に帰れなくなっちゃうやつじゃないの…！？
どひゃーーーーーーー！
そのあと、志功さん（仮）は黒石マッコ市の話をしてくれたんですが、ねこぜはむせかえるようなケモノの臭いでもう具合が悪くなってしまって記憶が曖昧に…。って、どんなタクシーだ。でも、夢じゃない。本当なんだ。
しかし…！現実はそんなに甘くなかった！
夢のような、不思議なタクシー体験は、ワンメーターで終了。
ああ…！なんだよ！
志功さんに一瞬しか会えなかった…！
そんなわけで…気分が悪くなりつつも、興奮状態で宿に帰ったのでした。
ただの志功さん似の運転手なだけかもしれませんが…たまには夢のある話もいいじゃないですか。
ということで！
今夜９時放送！！
BS朝日「昭和偉人伝」の
（ホンモノの）棟方志功特集をご覧下さい！！
（ホンモノの）棟方志功特集をご覧下さい！！
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月イチ青森 ねこぜ
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