4月からクリニックに勤務し、外来理学療法を行ってます。臨床以外にも医院の診療体制づくりを少しお手伝いしてるのですが、そこで頭を悩ませるのが“リハビリ”という言葉の取り扱い。

 

 例えば医院の問診票を作ったのですが、希望する治療や検査についての質問で、リハビリという用語を使うか迷いましたぶー

 

 “リハビリ”は慣用句になっているため患者さんには伝わりやすい言葉ですが、反面、痛い可動域訓練や無理な筋トレなどをイメージされかねません。

 

 もちろん、本当は「理学療法を希望しますか?」と聴きたいのですが、果たして“理学療法”を理解してもらえるか(特にご高齢の方)。で、迷った末に写真のような問い方にしました↓

 

 また、患者さんからお知り合いへの紹介を頂くとき、担当した療法士が分からないことがあるので紹介用紙をつくってみたのですが、その表記についても迷いましたうーん

 

 ここでも慣用的な“リハビリ紹介用紙”や“リハビリ治療”としたのですが、本当は“理学療法 紹介用紙”、“運動療法”と表記したいわけです。でも果たしてそれで被紹介者に伝わるか。

 

 院内表示でもホントは「リハビリ室」って書きたくないんだよなぁ...だってうちは外来治療専門だもん、リハビリしないもん(`・ω・´)o 「リカバリ(回復)室」じゃヘンかな?にやり

 

 今は11月開設予定のホームページを作っているのですが、ここで患者さん向けに、私たちが行うのは“リハビリ”ではなく治療だということを少し説明しようと思います。

 

 理学療法士は治療者であるという認識を、まずは自分の地域から少しずつ啓発してゆけたらいいですね(・ω・)ノ

にほんブログ村 病気ブログ 理学療法士・作業療法士へ